日程 一般質問 質問者4名(前田晃良議員・近藤祐司議員・林茂議員・小川幸英議員) 

質問通告書・・・①質問事項②質問の要旨③質問の相手、を個別に記入する。事務局は受け取った証明として、提出した時間を記入。提出者が揃ったのち質問順は抽選となる。

1)前田議員=公園の管理について❓ 町の情報発信をSNSで、進捗状況は❓ 

2)近藤議員=町民体育館の維持管理❓ 

3)林議員=地域高齢者の移動交通対策❓ 東部地域の防災拠点(勝瑞城跡,南千間堀)❓ 温暖化対策の推進(エコカー,再生可能エネルギー設備等への補助制度)❓ 

4)小川議員=高齢者,障害者,生活保護家庭への対策 ❓ 住民の防災活動の推進❓ 住民のゴミの出し方について❓ 桜づつみ公園バーべキュー場整備事業について❓  

4名のうち林議員だけ町長と教育長に答弁を求めている。他の3名は担当課長に答弁を要求。その林議員の最初の質問に対して、「コミュニティバスを求める会」の関係者が傍聴に詰めかけた。20人以上。

傍聴者の意見=傍聴者の多さに驚いた。議員の質問の中で答弁を聞きたい事項があるから。それはどの質問だろうか。10時開始から前田議員約20分、近藤議員約5分、林議員の質問が始まった。その前後から、次々住民が傍聴席に座りだした。林議員の1番目の質問。高齢者の移動手段を聞きに来ていたのだ。現在はR3年からタクシーの乗車券支援事業が行なわれているが、現状200人前後の利用者数では支援になっていないと、コミュニティバスを要望する質問である。そのために出来た要望団体が、コミバスの導入の賛同者を募り署名活動を行った。結果2644人の署名を提出することが出来た。その活動があっての一般質問だった。町長と副町長が答弁をした。お二人の言動が対照的で、町長は丁寧な説明をしたが、無理なのだと受け取れる答弁。タクシー乗車券利用者も徐々に増えてきている。今後も推移を見ていくと。質問を聞く間も腕組みして身体をそらせ、曇った表情を見せた。その後、副町長は議員の新たな提案に対し、無理な部分を具体的に詳しく補助説明をした。質問を聞く間、優しい表情で何度も何度もうなずいていた。住民の不安や負担のある生活には理解を示し、現状はこうだが、今後も他の事例や町独自に視点を変えて検討は続けていくよのニュアンスが受け取れた。結果、林議員の一般質問は1時間で収まらなかった。どの様な質問でも、担当課では現状の報告と、現時点での検討の方向の答弁になってしまう。やはり、今後の進め方や新規の案を提案する場合は最終判断する町長に答弁を求めるべきではないだろうか。ビジョンあって町長就任を望んだと思うので。大まかな方向性を、目指すところを、町長の判断が住民に伝わるような答弁を聞きたいと思う。そして質問通告に答弁者を指名出来るのは通例の議会運営である。とても分かりやすい。議員から町長を指名して、答弁を求めてほしいと感じた。それが板野町議会では出来ないらしい。町長に答弁を求められないようである。