上板町議会の傍聴(2023年12月15日)

日程 議案審議・閉会  

一般会計補正予算1億2100万円(農業従事者支援事業、社会福祉支援事業など)のうえ追加予算1億9663万円(住民税非課税世帯7万円給付、地域商品券1人5000円)。給付金事業は全て国費を充てる。価格高騰重点支援追加給付金として1億1823万円の国庫補助金。議会の可決を受け、閉会後から事務手続きを始める。非課税世帯は1600世帯ほどあるようだ。来月末までには受け取れるよう進めていく予定である。地域商品券については令和6年2月1日に住民登録している者を対象に3月中に発送する予定。およそ1万1,400人を見込んでいる。

傍聴者の意見=「読み上げるだけで議会閉会されると私たちは何も分からない。議員から活発な質問があって議論してくれんと、しんどいなあ。」との声があった。読み上げる説明さえ理解できない。問題を提起するのは議員の質問なのだ。上板町議会の良いところは、補正予算は委員会付託せず、本会議で議論出来ること。議会は住民のために行われ、住民に分かるような公開の仕方を考えて行かなければならない。執行部局と議員の議論から、住民自身が問題点を知り考えていくことが出来るようになるのである。付託するなら委員会の傍聴が出来るよう議長は取り諮る話し合いをもってほしい。また、登壇者の説明が理解出来るよう手元資料は傍聴者への当たり前のサービスであると思う。会に出席すれば何等かの資料を頂けるのと同じように、議会改革を進めているのなら傍聴者の意見を積極的に受け入れる姿勢を持って頂きたい。出来ている議会がここそこに実際にあるのだから。議員自身が改革の壁になってどうする?

 この時期は議会が開かれ、新聞記者もその状況を記事にするため、日々県市町村の議会を傍聴し幹部職員に取材をする。12月16日「藍がめ」、阿南支局の吉田記者の記事。行財政運営に関しては新聞報道の掲載に順番が発生し、その楯になっているのが議員であるという。 知る権利に答えよ 」 と題して書かれていた。住民代表の議員が、どの様な予算の内容を執行者側と議論するのか。議論する前に、住民が新聞で内容を知ることが出来れば、住民の意見が議会の議論に反映されるのではないか。本当にそう思う。新聞記者も行政と戦っていると感じたコラムだった。

石井町議会の傍聴(2023年12月15日)

日程 一般質問・議案審議・閉会 

一般質問(12日,13日,15日)議員10名

(井内清二議員・平野忠義議員・武市奈見子議員・川端義明議員・坂田桂議員・谷雅史議員・大西隆夫議員・有持益生議員・井上裕久議員・山根由美子議員)

この日は山根議員のみ。石井町議会の一般質問通告書は議員本人が作成したまま(手書き・パソコン)の用紙をコピーし1人1ページを使い5枚の用紙で提出されている。特に手書きの通告書には議員個人の人柄が見え面白い。全ての議員の一般質問を聞いてみたかった。もちろん、通告書には答弁を求める相手が記入されていた。3名の議員が町長を答弁者に指名していた。上板町議会同様、質問議員は多い。 

山根由美子議員・・・●子ども医療費助成制度 ●第9期介護保険制度 ●重点支援地方交付金について ●高齢者の移動支援の進捗状況 上板町でも医療費無料化を訴える議員がいる。医療費自体は無料でも毎月のレセプト代が600円かかるので、そこに予算を充ててほしいと質問。担当課長答弁は「来年度から県が高校卒業まで子ども医療費の助成をすることになり、現在町独自で支援していた助成金が浮くので町内7保育所の給食を無料化する事業に充てる。」と、新たな予算を発生させることは現状計画にはないと答える。しかし、幼児の給食費の自己負担なしも子育て世帯には有難い。

議案審議=提出議案書は傍聴者の手元にあり、議案番号を言ってくれるとページをめくり内容をすぐ理解出来る。本当に分かりやすく有難い。審議に入ると、提案理由は既に開会時に説明したため、すぐ質疑に入る。今回の審議の中で、唯一異義が出た議案について。議員と特別職(町長,副町長,教育長)の期末手当引き上げについて。質疑の時点で坂田桂議員が反対の意見を述べた。他の議案・予算は異議なしで全て可決となった。以下に発言内容を記す。

坂田議員=「人事院勧告により」と、報酬や期末手当の引き上げ時には通例として言われる言葉であり、国の人事院は国家公務員に対して給与や勤務時間などの改定を勧告し実施するよう要請したものである。それが地方自治体にそのまま当てはまるものではないと考える。参考にするのは民間企業の役員手当により国は定めているのではないか。石井町という町の経済状況を、現状を知り住民の生活水準と照らし合わせて決定していくものではないだろうか。主体的に考え、条例改正も各々の議会に諮って承認されるものであるからこそ、国家公務員に定められたものを地方公務員が同等に出来るものか、よく考えるべきである。議員-特別職の手当引き上げには反対である。 

町長答弁市町村で人事院という行政委員会を持っているところはないと思う。民間給与を調査することは物理的,人員的にも負担が大きく、県の人事委員会による調査結果を参考に、指示があればそれに従って進めることになる。手当引き上げの改定においては行政から独立した専門中立的な機関においての適正な改定であるため、今回の条例改正を認めていただきたい。

傍聴者の意見=議員の主張は堂々として、聞いてうなずける意見であった。(書き手側の)言葉は正確ではないかもしれないが、発言の主旨は間違っていないと思う。段々と物価高騰の厳しさが増す現状があるゆえ、国から臨時の高額交付金が入ってくるのではないのか。現金のばらまきといわれても、いつまでも国からの交付金をあてに地方自治体は予算追加を組み続けている。これがボーナスを上げても良い状況なのか。していることに矛盾がある。なので、議員の反対意見が出たのは拍手を送りたい。また、町長の法的、規則に則っての説明にも組織として運営していく以上払うことの出来ない理由も分からないではない。しかし、理路整然と発言される町長の姿勢もまた流石と拍手を送りたい。感心して聞いていたので町長発言はほとんどメモ出来ず、正確さに欠けるので上記の文章しか書けなかったこと残念に思う。この議案についてのやり取りが聞けたことは傍聴者にとって大きな収穫だった。この採決は、坂田議員に山根議員が賛同し、起立採決で11対2。(残念ながら)この議案は可決となる。

北島町議会の傍聴(2023年12月14日)

日程 一般質問 議員5名 (佐々木紀子議員・増谷禎通議員・梶哲也議員・板東泰史議員・夷谷大輔議員) 

北島町議会は藍住町議会と同じく質問の相手を通告書に記載出来る。もちろん町長に対しても求められる。午前中2名の議員の質問を傍聴した。佐々木議員は全ての答弁を担当課長に求めていたが、増谷議員は町長と担当課長に答弁を要求していた。しかし結果、増谷議員の質問にも全て担当課長が行なった。ただ、ひとつ議員が町長に答弁を求めた時、副町長が手をあげ「私が答えよう」と笑顔で登壇し「言われた通り、フラワードームに喫煙者の為の喫煙場所を設置しよう。約束する。」との一幕もあった。

佐々木紀子議員・・・●交付金の使途 ●不妊治療の助成制度 ●教育現場の課題 特に重点支援地方交付金」の活用についての質問は他の議会でも質問する議員は多かった。具体的な事業として、学校給食費の補助、また置き配や映画チケット支援を考えてはどうかと提案。給食費は現状2分の1を補助している。交付金4500万円は年度内に使うが、具体的事業はまだ未定で検討中。」と担当課長が答弁。 

増谷禎通議員・・・●新型コロナワクチン接種について ●農地転用問題の経緯 ●まちみらい課のあり方 ●フラワードームに喫煙所設置 ●教育現場の現状 ●保育所内での事故対策 ●再生可能エネルギー策定事業の進捗状況 議員が多くの資料を準備し力説した「農地転用問題」が印象に残った。協議会に提出され承認した農地転用の内容は1企業だった。しかし、いつの間にか用地が2分割され、2つの企業が既に用地整備を行なっている。変更があったことを報告せず、議員の怒りが質問となったようである。承認していない内容について反対しているわけではなく、変更したことの報告を怠った怠慢を責める質問であった。課長は報告責任を問われて、最終謝罪答弁となった。

傍聴者の意見=この報告責任の怠慢。事業を進めるにあたっては全ての流れがいつも関係者に情報共有出来ることが求められる。横のつながりが出来ていれば、事故が起こっても原因が早期に改善されやすいし、事業の進捗ははるかに早くなる。議会でこの様な質問が出ること事態、事業に影が差すことになる。これこそ最終は町長の見解と責任を求めるべきではなかったかと思うが。今日は傍聴者が多かった。北島町は議会モニターが傍聴するので、モニターさんかと尋ねると1人元県議会議員だった方が来られていた。馴染みの議員がいる議会を引退後に傍聴しに訪れているという。上板町には来ていないかなぁ。あとの3人はモニターで、自分の空いた時間を使って傍聴し、議会に対して意見批判などの感想を伝えるようである。話をして気になったことは、視点を変えた情報発信(議会中継・ネット配信・住民との交流会)を色々しているが、議会の議事録が原本でなく、要旨をまとめた文書になっていることを気にしていた。それは確かに私も気になった部分である。

 

上板町議会の傍聴(2023年12月13日)

一般質問 2議員の質問(13日の午後に傍聴)。この時、村上議員・鈴木議員の2人が体調不良のため欠席。議会は10人の議員で始まった。

前田忠道議員・・・幼稚園の外国語教育、一問だったので15分ほどで終わったが、印象に残ったのは答弁。令和5年11月15日付けで新たに就任された和田敏孝教育長が答弁された。教育長は長年学校教育や県職員として携わってきた経緯があり、最終は地元上板町東光小学校と神宅小学校の校長を務められた。幼稚園の園長も歴任されたため、英語で遊ぶ幼児を実際に見てこられた答弁は清々しく感じた。問題を抱えていた東光小学校を生き生き元気な学校に変えてくださった前例を私たちも見ているので、大いに期待したいと思う。子ども達の相談にも丁寧にお付き合いしてくださる校長先生だった。

上原勝利議員・・・9月の町議会議員選挙で無投票であったが、当選を果たし初の定例会で一般質問に臨んだ。3つの分野の質問を1時間ほどかけて追求した。一番感心させられた質問は、固定資産税の問題。減免の特別措置法が解除されてもそのまま20年間修正なしで納税した対象住民。この事が発覚した昨年6月末には、一転して税金滞納者になった。12月には多額の滞納額を請求する通知が突然自宅へ送付。事前の理由説明もなく住民は混乱し役場窓口に日々詰めかける事態となった。この問題の原因と過程を質問。税務課長答弁「当時の文書が保存されておらず、経緯も不明」「家屋の減免措置の効力が失効する時点の事務処理が上手く取り扱い出来なかった」「当時の税務課では何らかの決め事はあったと思う」「重大な錯誤による価格には修正が認められているので、12月に通知書を発送した」職員の不作為」で重大な錯誤は発生した。しかしこれは「行政の不作為」だろう。税務課長最終答弁「多大なご迷惑をおかけし申し訳なく思う。今後は信頼を回復するよう丁寧に職務を遂行していく」と謝罪をした。

傍聴者の意見=この謝罪は課長でなく、町長が言うべき言葉ではないか。税金滞納者を発生させた責任はないが、その後の事務処理において説明もなく突然多額の請求をかけた処理方法で、住民を混乱に陥れた責任はかかってくる。町長が判断してそのような事務処理が行われたのだから。住民の混乱を引き起こした責任は町長にある。昨年6月末に発覚。12月に多額の滞納を請求する通知を送付するまでに、説明責任を果たす時間は充分作れたはず。町長自身が担当職員と共に対象地区へ出向いて行くべきだった。おそらく担当窓口の職員も日々追い詰められた住民からの批判に相当辛い業務になったと思う。今回求めた答弁は、「原因と過程」そして最高責任者からの真摯な謝罪の言葉。町長はご自分の仕事が何か認識されていないため、運営のどの部分で責任が発生したのか理解出来ていないのだろう。議員が視点を変えながら「原因と過程」を追及し、「この答弁では納得出来ない。同じ答弁の繰り返しで過程が見えない。」答弁に憤りを抱えた中で、議員は理不尽と思われる町長の行為が頭に浮かび「滞納の職員に町長自ら呼び出し、町長室で支払いをするよう促したと聞いたがそれはパワハラに当たるのではないか。」この再問に表情を変えた町長は席を立って税務課長のところへ駆け寄った。「通告外の質問」(関連質問だろう!)と議長は答弁無しで進めようとしたが、町長は「いや答える」「職員であるならなお更、請求に対しては早期に支払うよう注意をした。それは事実だがパワハラと受け取られては。」議員の追及もそこで終わった。しかし、住民に対して滞納の徴収を課長以下担当職員が行なっているのであれば、職員に対してのみ町長自ら町長室へ呼び注意説得することは部下にすればかなり圧力のかかった状況に追い込まれたと思う。公平さを欠く注意は、明らかにパワハラである。この問題がとてもデリケートなだけに、他の滞納とは訳が違うことを心に刻むべきである。行政の不作為から発した、特別な意味を持つ滞納である。本当に払えない住民と共に、原因を知るためにその職員は払わないことで戦っているのかもしれない、と思えてきた。それは、議員の質問が本当に住民の立場に立った「叫びの訴え」だったからである。町長は職員と共に「原因と過程」を探るため最善の努力をしているのだろうか。町長室に呼び出すのなら15~20年前の担当職員ではないのか。議員の質問にあったように「この滞納が公になるきっかけを作ったオンブズマンはどこから情報を取ったのか?」には答えはなかった。傍聴席では、確かに聞き応えのあった一般質問だった。

「現在、窓口で説明を受け理解していただきながら3分の2の方々が支払いを完了している」と課長の答弁だが、支払った3分の2の方々も疑問点を知るため何度も役場へ通ったと聞いている。「納得出来たからではない。理不尽な支払い方をさせられる思いは残るが、住民の納税義務は果たさなければ。」と支払いを終えた住民は言われていた。

 

上板町議会の日程

日程 12日開会,一般質問、13日,14日一般質問、15日予算審議 

議員12人=坂東泰幸議長(51歳)  鈴木幸三副議長(54歳)  議員の平均年齢70歳 

2023年4月 人口11.400人(有権者9.766人) 

議会の議事録はHPの公開なし。議会事務局で閲覧の申請をしなければならない。議会の報告は町の広報に議員の一般質問を掲載しているだけで、大切な予算の審議内容、決定の過程、結果を分かりやすく掲載することが必要と思う。

 

上板町第4回定例会の一般質問 

①岩野議員=●住みやすい、住み続けたい町づくりについて 

②富永議員=●高齢者の移動支援の状況と今後 

③柏木議員=●重点支援地方交付金の推奨事業の選択 ●子ども医療費の無料化 ●学校給食の無償化 ●パートナーシップ制度の導入 

④本浄議員=●町立体育館の建設 ●図書館の利用の現状と今後 ●高齢者の移動手段について ●「勤労青少年の家」取り壊しで契約外の問題発生について ●上板町文化祭のあり方 

⑤前田議員=●幼稚園の外国語教育 13日午後に傍聴)

⑥上原議員=●固定資産税で税金滞納者が発生した問題について ●七條地区農業集落排水事業の予算と今後 ●新ゴミ処理施設の進捗状況と今後 

⑦乾議員=●低所得世帯向け給付金配布時期 ●火災、水害対策の現状 ●建設工事の入札制度について ●新ゴミ処理施設の進捗状況への町長見解 

⑧吉岡議員=●中学校柔道部室に冷房機設置 

⑨安田議員=●住民の健康増進対策 ●職員の喫煙について ●中学生と行政・議会の関わり ●フードドライブ活動の今後 ●上板町文化祭のあり方。

 

北島町議会の傍聴(2023年12月12日)

日程 12日開会13時から、14日一般質問10時から、21日議案審議,閉会13時から 

議員13人=武山光憲議長(76歳) 梶哲也副議長(48歳) 議員の平均年齢61歳 

2,023年4月 人口23.516人(有権者19.293人) 

議会の議事録はHPで公開(但し、原本ではなく内容は項目ごとに主旨に沿ってまとめられた文章になっている)。議会ではケーブルテレビが入っていないが、北島庁舎1階ではテレビモニターで本議会の生中継が流れているので、そこで議会を傍聴出来る。また、ネットでも録画映像をストリーミング配信しているため、最新5回分見ることが出来る。「議会だより」は別冊で定例会ごとに年4回発行。広報担当議員(5人)は東京の全国町村議会議員会館にて、議会だよりのさらなるレベルアップのため広報編集の研修会に参加している。また、議会改革は板野郡内では先頭を切って進めている。議会基本条例を制定し、住民に議会の内容を伝えるため議会モニター(10人)と広報モニター(3人)を募り、年1回は意見交換をしている。各種団体と全議員の交流会を年数回開催。傍聴者は議事日程表を受け取り、町長から提出された予算書を受付で閲覧出来る(但し石井町とは違い、議場への持ち込みは出来ない)。

傍聴者の意見=議場の5人(新人)の議員席の机の隅に「議員必携」が置かれていたのは流石と感じた。新人議員の勉強会(議会とは,議員としての姿勢)を行っているという。まず、議員必携❣をいつも手元に。一番大事なことだと思う。誰も基本を教えてくれなければ、先輩議員の言動を手本にしてしまうため、その議会の慣例が正解と思い込んでしまう。また、委員会ごと(少人数)に町が抱える課題対策として先進地に研修に行くようだ。定例会の開会後には、その研修で学んだ事を代表議員が報告していた。今回各議会の流れを見て、細かい部分では町議会ごとの違いが少しずつあることがよくわかった。その中でも、会議の日程報告についてだけは、全議会が議長からの報告で進めていた。議長の報告で、意義がないかを諮り時短で進めていた。上板は丁寧に議会運営委員長が報告するのだが、確かに必要ないなと感じた。逆に上板町は議会日程が本会議のみで構成され、3日か4日で終わる。これは職員の拘束の期間が短い分、本来の仕事に早く戻れるメリットがあると思った。もうひとつ、上板町議会では補正予算を委員会付託しないので、本会議で審議,議論出来るため議員の質問により住民にはどこに問題があるかとても分かりやすいと思う。確か、石井町も本会議での審議なので、住民には分かりやすい。

藍住町議会の傍聴(2023年12月12日)

日程 一般質問 質問者4名(前田晃良議員・近藤祐司議員・林茂議員・小川幸英議員) 

質問通告書・・・①質問事項②質問の要旨③質問の相手、を個別に記入する。事務局は受け取った証明として、提出した時間を記入。提出者が揃ったのち質問順は抽選となる。

1)前田議員=公園の管理について❓ 町の情報発信をSNSで、進捗状況は❓ 

2)近藤議員=町民体育館の維持管理❓ 

3)林議員=地域高齢者の移動交通対策❓ 東部地域の防災拠点(勝瑞城跡,南千間堀)❓ 温暖化対策の推進(エコカー,再生可能エネルギー設備等への補助制度)❓ 

4)小川議員=高齢者,障害者,生活保護家庭への対策 ❓ 住民の防災活動の推進❓ 住民のゴミの出し方について❓ 桜づつみ公園バーべキュー場整備事業について❓  

4名のうち林議員だけ町長と教育長に答弁を求めている。他の3名は担当課長に答弁を要求。その林議員の最初の質問に対して、「コミュニティバスを求める会」の関係者が傍聴に詰めかけた。20人以上。

傍聴者の意見=傍聴者の多さに驚いた。議員の質問の中で答弁を聞きたい事項があるから。それはどの質問だろうか。10時開始から前田議員約20分、近藤議員約5分、林議員の質問が始まった。その前後から、次々住民が傍聴席に座りだした。林議員の1番目の質問。高齢者の移動手段を聞きに来ていたのだ。現在はR3年からタクシーの乗車券支援事業が行なわれているが、現状200人前後の利用者数では支援になっていないと、コミュニティバスを要望する質問である。そのために出来た要望団体が、コミバスの導入の賛同者を募り署名活動を行った。結果2644人の署名を提出することが出来た。その活動があっての一般質問だった。町長と副町長が答弁をした。お二人の言動が対照的で、町長は丁寧な説明をしたが、無理なのだと受け取れる答弁。タクシー乗車券利用者も徐々に増えてきている。今後も推移を見ていくと。質問を聞く間も腕組みして身体をそらせ、曇った表情を見せた。その後、副町長は議員の新たな提案に対し、無理な部分を具体的に詳しく補助説明をした。質問を聞く間、優しい表情で何度も何度もうなずいていた。住民の不安や負担のある生活には理解を示し、現状はこうだが、今後も他の事例や町独自に視点を変えて検討は続けていくよのニュアンスが受け取れた。結果、林議員の一般質問は1時間で収まらなかった。どの様な質問でも、担当課では現状の報告と、現時点での検討の方向の答弁になってしまう。やはり、今後の進め方や新規の案を提案する場合は最終判断する町長に答弁を求めるべきではないだろうか。ビジョンあって町長就任を望んだと思うので。大まかな方向性を、目指すところを、町長の判断が住民に伝わるような答弁を聞きたいと思う。そして質問通告に答弁者を指名出来るのは通例の議会運営である。とても分かりやすい。議員から町長を指名して、答弁を求めてほしいと感じた。それが板野町議会では出来ないらしい。町長に答弁を求められないようである。  

板野町議会の傍聴(2023年12月11日)

日程 11月27日開会、 12月11日一般質問、 12日議案審議閉会 

議員12人=水口昭彦議長(69歳) 奥尾周二副議長(75歳)  議員の平均年齢63歳 

2023年4月 人口13.011人(有権者11.105人) 

議会の議事録はHPで公開。 

開会=傍聴出来ず。一般質問=今回2名(石田実議員・三原大輔議員)

質問議員:石田実=町民センターにエレベーター設置・帯状疱疹ワクチン補助・文化財保護審議会での古文書収集

質問議員:三原大輔=板野駅無人化の今後・選挙管理委員会の投票入場券配布について・新ごみ処理施設建設事業の進捗状況 

傍聴者の意見=三原議員の質問はどれも興味深く、現状町が抱えている大きな課題に視点をあてている。上板町から見れば板野駅の今後も、国政選挙の投票入場券送付時期も、新ごみ処理施設の行方も関心ごとであり、聞けて良かった。板野駅の無人化により、今後の管理に周辺住民の声を聴くというような答弁が無かったことは残念に思われた。町に管理責任はあると思うが、地域の活性化は地域住民もそれぞれ考えがあると思うので、住民の理解協力を得て共に無人化が衰退につながらないような活動や取り組みは可能ではないかと思う。投票入場券は国政選挙について確かに上板町も遅い送付だった。それにより投票率の低下にもつながりかねないので、どの選挙であれデメリットを避ける事務処理をしていただきたいと思う。最後のゴミ処理は施設は1市2町の合議が必要で複雑な部分はあっても、情報交換(計画・交渉)が円滑に進むための丁寧な協議が不足しているのではないかと思える答弁だった。阿波市の方に提出出来る充分な資料が作成できていないようでもあるのは、阿波市だけの責任ではない。板野町・上板町はどの様な協力体制で臨んでいるのかが問われている。議員の追及に、中央広域環境施設組合の構成員(副管理者)としてトップがどの様な判断を持って協議しているのか答弁があっても良かったのではないか。どの質問に対してもトップの判断が示されなかったのは疑問に思う。今回は、町議会議員改選後の定例会で若手の新人議員が多く当選し、傍聴席も9名参加と多かったのではないだろうか。板野町は、ケーブルテレビは1社だが、カメラは2台。前からと後ろからのカメラワークで、傍聴者からは議員の背中しか見えないが、テレビで視聴すれば質問議員は正面から撮影される。議員にとっては嬉しくもあり、緊張する場面となっている。板野町議会は若手議員の進出で、今まで慣例で進められてきたことに対しても疑問を持って、議会改革、また行財政改革に取り組んでくれるであろう期待感があふれているように感じた。

松茂町議会の傍聴(2023年12月7日)

日程 12月7日開会、11日一般質問、20日議案審議閉会 

議員12人=川田修議長(71歳) 板東絹代副議長(72歳) 議員の平均年齢68歳 

2023年4月 人口14.669人(有権者12.347人) 

議会の議事録はHPで公開。議会だよりは別冊で年4回発行(定例会から2ヶ月遅れ)。 

開会:傍聴者への資料は本日の日程表のみ。休憩所コーナーでは各種飲料水のサービスあり。執行側の説明者は19人と多く、部長職が3つの分野(総務・産業建設・民生)に置かれていた。会期の日程は議長から報告し議会に諮る。町長挨拶は提出議案の説明が中心で自席(これは意外だった)から行われていた。

傍聴者の意見=傍聴者への資料は議事日程表のみだったが、上板町ではそれさえ頂けないので有難かった。執行側の説明者19人は多いと思った。町自治体ではなかなか部長級の役職は珍しいのではないか。行政運営において、ここそこに国の施設を抱えるメリットを感じる。それも住民が理解を示し協力する意識があるゆえのこと。一般質問は4名、午前中1時間ほどで終了したと聞いた。1議員の質問が1問か2問だった。今後、議会にタブレットの導入をするようである。今、研修に取り組み、苦手意識を払拭中だとか。今年度末に議会へ導入出来るよう、一丸となって進めている。松茂町議会は開会のみの傍聴だったので、上板町議会にない取り組みなど、一般質問・議案審議が傍聴出来なかったのはとても残念。しかし、他の議会を傍聴することはすごく刺激になって新たな発見がたくさんある。

石井町議会の傍聴(2023年12月6日)

日程 6日開会、12日・13日一般質問、15日議案審議閉会

員14名=仁木孝議長(70歳) 谷雅史副議長(46歳) 議員の平均年齢65歳 

2023年4月 人口24.984人 (有権者21.069人)

議会の議事録はHPで公開。

定例会-臨時会の議会報告は町広報2ページ利用。議案の結果と説明を詳しく記載(議会で決定した町の行財政のみ)。議員の一般質問は記載しない。

開会:会期の決定は議長から報告し議会に諮る。町長挨拶は、45分ほど(他の議会よりはるかに長時間)。行政の概要報告と今回の提案理由を述べる。その後、理事から提案理由の補足説明。

傍聴者の意見=定例会の日程が1ヶ月前には決められ、HPで公表する。開会までに何か請願や提案が提出されれば議会運営委員会はその都度協議することになる。議会事務局は局長と係長の2名で運営しているため手間は計り知れないが、石井町は何事も住民本位の公表主義。傍聴して嬉しかったのは手元資料の多さ、丁寧さである。受付で傍聴の申し込みをすると傍聴券を受け取る(裏には心得が書かれている)。その日の議事日程表。第4回定例会議案説明書(A4サイズ15枚27ページ)も同時に頂いた。そこには、予算以外の提出議案が詳しく丁寧に書かれてあった(1ページ1議案)。例えば、指定管理者の指定では団体名も指定期間も公表、財産の取得では入札した契約の相手と金額も公表。早くから住民に知らせ、住民と共に考えて行く分かりやすい議会運営で、感心するばかりである。やはり、選挙で選ばれた首長と議員の意識、考え方で議会運営はこうも違うのかと羨ましく思った。町長の挨拶からして、行政報告の密なことには驚かされた。40分はかかったと思う。その後5分ほどで提案理由の説明をされた。まずコロナ対策から始まり、県の交付金疑惑の協議が11月16日に算定根拠の明確な回答が得られず振出しに戻った状況を報告。その後、基本目標6つについて各分野のいくつかの項目を一つひとつ丁寧に、現状・見直し・今後を発表し、今回の補正で事業化する部分は力説する。特に子育て支援策では(他の自治体で現金支給が多く見られる)細部にわたり制度の見直しをして今後も継続して包括的支援が出来るよう運営している。町長が子育て現役世代であるからこその強みが現れていると思う。論語で言う進取果敢、若さのなせる業を見せられた。もうひとつ驚いたのは、議場は床がフラットで大きな広間だったこと。災害時に避難場所となる様考えたとのこと。議場と傍聴席の仕切りは、ポールを並べて布テープで結んであるだけ。移動式の机と椅子を除ければ、この大広間は種々の活動が出来る部屋に変わる。視点を変えた考え方には、多くの人の理解と協力もあったといえる。