日程 6日開会、12日・13日一般質問、15日議案審議閉会
議員14名=仁木孝議長(70歳) 谷雅史副議長(46歳) 議員の平均年齢65歳
議会の議事録はHPで公開。
定例会-臨時会の議会報告は町広報2ページ利用。議案の結果と説明を詳しく記載(議会で決定した町の行財政のみ)。議員の一般質問は記載しない。
傍聴者の意見=定例会の日程が1ヶ月前には決められ、HPで公表する。開会までに何か請願や提案が提出されれば議会運営委員会はその都度協議することになる。議会事務局は局長と係長の2名で運営しているため手間は計り知れないが、石井町は何事も住民本位の公表主義。傍聴して嬉しかったのは手元資料の多さ、丁寧さである。受付で傍聴の申し込みをすると傍聴券を受け取る(裏には心得が書かれている)。その日の議事日程表。第4回定例会議案説明書(A4サイズ15枚27ページ)。そこには、予算以外の提出議案が詳しく丁寧に書かれてあった(1ページ1議案)。例えば、指定管理者の指定では団体名も指定期間も公表、財産の取得では入札した契約の相手と金額も公表。上板町ではあり得ない、いやほとんどの議会では本議会での公表となっている。早くから住民に知らせ、住民と共に考えて行く分かりやすい議会運営で、感心するばかりである。やはり、選挙で選ばれた首長と議員の意識、考え方で議会運営はこうも違うのかと羨ましく思った。町長の挨拶からして、行政報告の密なことには驚かされた。40分はかかったと思う。その後5分ほどで提案理由の説明をされた。まずコロナ対策から始まり、県の交付金疑惑の協議が11月16日に算定根拠の明確な回答が得られず振出しに戻った状況を報告。その後、基本目標6つについて各分野のいくつかの項目を一つひとつ丁寧に、現状・見直し・今後を発表し、今回の補正で事業化する部分は力説する。特に子育て支援策では(他の自治体で現金支給が多く見られる)細部にわたり制度の見直しをして今後も継続して包括的支援が出来るよう運営している。町長が子育て現役世代であるからこその強みが現れていると思う。論語で言う進取果敢、若さのなせる業を見せられた。