ゴミ処理施設整備に関する公開質問状に対する回答(2024年10月22日)

1)プロポーザル方式の公募が1業者のみ。その上、事前説明で名前が出た業者である。適切な公募か疑問。回答「民間の創意工夫、安全性、効率性の確保のため公募型プロポーザルで募集。組合の積替保管施設整備事業者募集要項に基づき優先交渉権者を選定。手続きは適切であると考えている。」

2)選定されたジェムカ(山口県)は420㎞離れた遠距離処理施設。年間16000tの一般廃棄物を運搬する事で膨大な運搬費用がかかる疑問。回答「令和10年3月末の新ゴミ処理施設完成まで可燃ごみを安定して処理を行うため。組合や事業者選定委員会で適正に審査を実施した。」

3)運搬業務について。運搬車両はどこに貸与するのか、購入するのか。最終所有者は誰なのか疑問。回答「ゴミを施設外へ搬出開始までに、運搬車両を確保する必要あり。ジェムカグループはグループの代表企業、運転、ゴミ処理業務を行うジェムカ株式会社、積替保管工事の設計施工を行う松村建設株式会社、運搬業務を行う四国合同通運株式会社で構成。運搬車両は業者が開始までに確保し、組合で所有する物ではない。」

4)中央広域環境施設組合で適正な処理の確認点検はどの様な体制でおこなうのか。回答「令和7年8月頃を最初に1年に1回以上、ゴミ処理の実施状況を確認する。」

1市2町住民有志意見=書面回答が郵送されたのは10月22日。新聞記事として掲載されたのは阿波市の記者より25日付。本当にプロポーザル方式が適切な方法だったのか。プロポーザルで選定された業者とは、契約後もより安心安全技術面を求め交渉することが出来るようなので、その点の改善案は余地があるだろう。ただ、ジェムカ(株)がコンサルティング業務を行うことで、3年間同施設(場所)にゴミが運搬されるか否かの疑義もある。年1回でなく、日々の処理や運搬状況の確認が必要ではないのか。

中央広域環境施設組合の住民説明会(2024年10月13日)

令和5年度周辺環境調査結果報告の説明(年1回)

                         報告書に沿って具体的に数値で説明

●ゴミ(可燃ごみ・複合ゴミ)搬入量 合計 27,800t・稼働日数 323日 

●ゴミの種類割合=紙布48%、木竹5%、ビニル33%、厨芥12%、不燃物他2% 

●光化学オキシダント=測定地 のセンター土成こども園13時~19時の日中発生(6月9月では、工場や車の排気ガスによるスモッグの発生も関与)

●地下水質調査=7か所検査、カドミウム・鉛・水銀・窒素・ダイオキシンは基準値以下

臭気調査=5か所検査、強度2~3(やっと感知出来る臭い、弱いが何の臭いかわかる)

●土壌汚染調査=R6年2月6か所検査、ダイオキシンは昨年測定値より若干数値上昇だが、基準値は超えていない

●振動騒音調査=センター内の振動調査は基準値内、騒音調査は場所により基準値超え

●調査委員会の質問と答弁をまとめた資料、燃焼放散塔使用の内訳資料も提出

   説明者町田市長以下 組合側局長及び課長、課長補佐(7名) 

   住民参加(9名)・・・半数が質問・以下主なもの 

①調査報告書の有害物質に対する数値、周辺環境の臭気や水質における数値は正確か。

②調査の報告のみで、提出された数値に対する質問をしても明確な対策の回答がない。

③土成町の一部地区で癌患者が増えたと言われているが、何が影響しているか不安。

④環境問題に重点を置いているが、処理にかかる費用に関しても住民に公表すべき。

⑤来年から吉野川市が脱退しての運営。脱退の真の理由を教えて欲しい。

⑥20年の覚書を守るなら、来年から3年間ゴミの積替え保管のためにセンター利用することは許されないのでは。(先月の住民説明会で出た質問)

参加者意見=進展するような具体的回答はなかった。身体的被害が立証出来るなら、また3年間の延長がこのセンターで運営されるなら、補償問題に発展する可能性もある。参加者質問時に市長は携帯電話を操作し、失礼な態度で報告会に臨んでいた。急ぎなら退席を求め、操作し終えた後、自席に戻る配慮が必要だったのではないか。報告会を軽視されている感が参加者に伝わってきた。④については来年情報公開を申請する。吉野川市脱退で当初予算編成が難航し、今情報公開の資料作成は無理との理由で来年申請。公開内容は、正確な予算状況を知るため、決算から監査委員の意見書を20年間分要求する。  

           

          公害防止審査委員会での主な答弁(資料より)  

 令和7年7月末で焼却自体は止める。8月から積替え保管作業で当施設を使用。引き続き委員会へは調査結果を報告する。新たな施設の進捗状況は今年3月に阿波町で説明会をし、7自治会より建設同意書を頂く。但し調整池の整備は終了したが、造成地契約はまだ。燃料の販売先の目途は立ったが、最終文書のやりとりはまだ。工事入札の件は来年度初めの計画とはなっている。

参加者意見=これは具体的な計画により適正に進められている訳ではない。答弁内容では課題が残り、契約も販売先も中途半端な状態。先の見えない不安が増すばかりの現状である。計画が理想の予想図(答弁の語尾が~と思う、~しているところ)で基盤が整っていない。吉野川市の脱退は、予算や計画に対しての甘さ、スピード感がない、協議不足等からの判断だったのではないだろうか。

中央広域環境施設組合の住民説明会(吉野町)

2024年9月29日(日)吉野コミュニティセンターにて 19時から

   新ゴミ処理施設建設の3年遅れに伴う運営の説明 

 ◎土成町で開催した説明と同様の内容

組合側の出席者も昨日と同じメンバーだが、板野町長のみ県外出張という理由で欠席。地元住民参加者20名 傍聴者10名(阿波市藤本市議)地元市議(阿部市議・松村市議・三浦市議) 

             主な質問 

住民は組合側からの説明が充分に理解出来ていない。そこで文書回答が頂きたいと前回伝えたはず。今回、回答文書は頂けるのか。議事録でなくても要旨をまとめて頂けると分かる。私が地元支部の皆さんに正確な説明をするためにも必要。代表での参加だ。この事業内容は多くの市民に周知し、理解してもらいたいのではないか。ならば文書回答を約束していただきたい。

前回の説明会は、参加市民の意見や質問を聞こうという雰囲気ではなく(組合に対して批判的意見者に対して)あざける様な笑い声を上げた人たちがいた。誰が笑ったのか。誰が注意するべきだったのか。

四国合同通運に仕事を任せるのか。他の運送会社や焼却処理会社も考え、他に運送させたらいい。

現在の処理施設が稼働した時の契約は20年。その後はそれ以外の町への移転が約束だった。3年遅れるなら来年から積替え保管する現場は、現在の場所ではなく新設場所で運営するのが正解で、契約時の覚書を守る事になると思う。その事をどの様に考え今の状況となったのか。

プロポーザルで1業者しか入札がなかった。1者だけで即決定していいのか。急ぎたい気持ちがあっても、高額事業は慎重さが必要。この様な場合、再度の入札を行うべきではないか。やり直すべき。

プロポーザル自体が随意契約と思う。疑惑の残る入札方法で、運搬や焼却処理、ゴミの積替え作業に専門性、特別な技術が必要となる提案型の入札が本当に適正なのか。この事業内容では、基本的に一定の守るべき基準があるため、それに対する価格競争が求められる。一般競争入札が適切な方法。この方法を選んだ明確な説明を求める。

 

傍聴者意見=確かに前回は、質問を早く切り上げてくれと言わんばかりの嫌がらせの様な嘲笑が何回もあった。今回、市民が議題から離れた質問でかなり時間を取ったり、過剰な中傷などの発言があった。この組合主催で開催される住民説明会は、円滑な流れにならず、いつもなにかにつまずき気になっていた。司会者が司会の責任とは何かが把握出来ていない。議会に議会規則があるように、中心となる議長が統括出来なければならない。質問者や答弁者が円滑に発言し議案が進行する様に。申し訳ないが傍聴者から、会の終了後に司会者と市長に強く抗議した。ルール作りをし、それに則り議題の説明で質問範囲を明確にし、質問が外れた時は制止する。質問が長くなればまとめさせる。司会者は、時により注意を促す役目が必要ではないかと。同意して頂けたので次回からは円滑な流れになるかと思う。しかし、頼りないのは市長から、公務員はそこまで強く出られないところがあると言われた事。ルールを作れば守る事であり、しっかりしろと言いたい。ひとつ出来ない事はほかの場面にもつながってくることを強く意識しないと、すべてが強いものにまかれ、引っ張られつぶされてしまう運営を成り立たせてしまう。確かに、覚書を守れない組織であるから現状の流れも同様なのかもしれない。しかしそれは、組織の信頼も失わせてしまう。この様なものかと。市長のみの答弁が常態化し、関連資料も持ち合わせない手ぶら説明会で答弁は感情論ばかりが目に付く。副管理者や組合職員や議員たちも、それぞれの立場で議論して進められた具体的措置等も年月日・数値を正確に示し答弁をするべきである。象徴的な事例として、市長は「プロポーザル方式に関しては今資料無しで説明出来ない」と答弁した。基本の説明が出来ない。住民説明会を軽視している。

中央広域環境施設組合の住民説明会(土成町)

2024年9月28日(土)土成保険センターにて 19時から

       新ゴミ処理施設建設の3年遅れに伴う運営の説明 

    ◎中央広域環境センター焼却処理停止に伴う積替え保管について

 ①令和7年7月末まで今まで通り。8月から約3年間、収集ゴミは県外(山口県萩市)のジェムカで焼却処理。13t積車7台(最大搬出量70t/日)

 ②業者選定は公募型プロポーザル方式(7月10日~8月7日受付)で、8月9日業者によるプレゼンで審査。13日審査結果通知。16日組合のHPで選定業者の公開。

 ③29日改造工事請負契約締結の議決を経る。ゴミの積替えは令和10年3月末まで現在のセンターで行い、環境基準を遵守し搬出運搬処理を行う。

組合側の説明者14名(町田市長・玉井町長・松田町長・副市長・副町長・政策監・担当部長・担当課長・組合の局長以下職員) 地元住民参加者18名 傍聴者12名(阿波市藤本議員・板野町太田議員・上板町岩野議員と乾議員) 地元市議(樫原市議・木村市議) 

                主な質問

20年前の覚書の約束(稼働期間は守られ20年後は他の自治体に移転する)は守られると確信していたが失望。信頼出来ないうえ、延長してこの場所で積替え保管をすると住民不在の中で決められた。20年を遵守するなら、新しい移転場所に積替え保管場所を作れ。原因と変更を求めたい。

参加者が少ない両町の住民に対し同時説明会を求めたいし、日曜なのに午後の明るい時間帯に開催を望む。出席者が増えるのではないか。

現在の施設は臭いの問題、人体に有害な物質の心配が充分に解消されていない。その状況で、3年間の運営を噴霧器と消臭剤を使うというが、エアーカーテン設置はどうなっているのか。

徳島県内に私たちのゴミを焼却してくれる業者はないのか。山口は遠すぎる。多量のゴミを受けられないなら、3年間は1市2町が個々で業者を選定してゴミを処理すればいい。板野上板は阿波市ばかりに頼るな。

住民からの様々な意見批判文句が出るのに、阿波市の議会は本議会で全員異議なしだった。なぜ?板野上板の議会では活発な質問が出て、議決の反対者が上板町5人。板野町3人うち1人は退席という。3年間の運営は疑惑だらけだから、説明会で住民から不満が出る。なのに阿波市では誰も質問しない。住民の声を聞きもせず質問しないのは仕事をしてないと言える。なら、議員を辞めるべきだろう。

板野町長と上板町長に問う。市長ばかりに答弁させ自分たちは蚊帳の外で見物。この問題に対し、どれほど力を入れて共に協議してきたか姿勢を問う。玉井町長は場所があると言う、なぜそこに処理施設を強力に誘導しなかった。する気なし、逃げ腰が見える。松田町長は何でも[わからない]と回答するが、それで長が務まるのか。住民はそんな長には付いていけない。どう考えているのか答えを。

傍聴者意見=現計画を変更する様な答弁は聞かれず、そのまま進めていく事に皆さんの了解を得たいというような感情論ばかりが耳に残った。よって、説明会を開いても、組合側は聞くだけで住民に伝えた事の実績だけを作りたがっているようだ。2時間の会は座っていることで、説明責任を果たしたつもりになっている。組織のおごりが見える。ただ、市議たちの議会に臨む姿勢を責めた意見は圧巻だった。その通りであると拍手を送りたい質問だった。

板野町議会の傍聴(2024年9月11日)no,2

            三原大輔議員の一般質問

上板町にも関係のある来年から3年間のゴミ処理運営についての疑義

①事前見積もりの方法と業者数=環境生活課長答弁「見積もりは年間ゴミの総量16000tで複数の業者に。ジェムカグループ系列が見積もったものではない。」しかし、全協で副町長はジェムカ1社をあげたではないか?「私の個人的見解だった」と副町長答弁。

②ゴミ運搬業務は1台1回いくらの積算=3年間の提案総額33億5700万円(消費税別)から1年間の費用として約11億円の債務負担行為をかけた費用。

③車両確保費1億4300万円の積算根拠=上限を設ける事に留める。主体は中央広域環境施設組合で、来年という緊急性を要するため1社のみとなった現状で進める。

傍聴者意見=再問で見積もり業者の数を明確に聞くべきだったと思う。だが副管理の立場で詳細の情報は持たないだろう。また、総額のうち運搬費用が17億、からの算出が欲しかった。しかし、どの角度から質問しても、やはり情報を持ち合わせずで執行部としては逃げると思う。明確な数字は聞けなかったが、プロポーザル方式は選定された後でも、交渉や協議は有り得るという制度である。今、日本の人口は減少しているが、使い捨ての生活が常態化してゴミは益々増えている。ゴミやし尿の処理業者は長きの業務提携で、簡単に切れない付き合いになる事がある。まさに17年前の上板町のみ海洋投棄を続け、陸上処理に切り替える時に1業者ありきの契約が町長リコール運動にまで発展した問題が思い出させられた。また、主体は中央広域環境施設組合という。ここには1市2町が組織し、人口もゴミの量も少ないから口出し出来ない状態だと考えるのは意識の欠如ではないか。そういう雰囲気を作り出したのは、組合に参加するときの代表者の心構えの問題。最初から腰を引いて参加しているようだ。共に悩み考え動かなければ、組織の中で同列扱いはして頂けないと思う。今までの首長や議長・副議長の姿勢が組織での立ち位置を作り出したと考えられる。それを打開する取り組みをしようともせず、板野町と上板町は第三者的立場に長年甘んじている。努力が見えず、それが楽だと考えている様に思える。

板野町議会の傍聴(2024年9月11日)

              一般質問(5名)

楠本千草議員=①学校でのAED対応

太田良和議員=①資源ごみ回収の制度と家庭ごみの分別②鳥獣被害防止対策

藤田千穂議員=①防災情報の発信②学校運営協議会制度の活動と利用

石田実議員=①高齢者に対する緊急対応②要介護認定者へおむつ支援③モンキードッグの活用④古文書収集と町史続編の検討

三原大輔議員=①オリンポス地区盛土造成地の調査②3年間のゴミ処理運営の疑義(事前見積り方法と業者数・ゴミ運搬業務1台1回の費用・車両確保費の積算根拠)

上板町第3回定例会 一般質問

10日 

1)安田議員・・・①上板町総合戦略の成果と課題②町有財産遊休地の利活用③来年の大阪万博に対しての児童生徒の見学について④台風10号の主要河川への影響

2)前田議員・・・①鳶谷川・宮河内谷川・六条樋門の管理対応②勤労青少年の家跡地の管理③台風による鳶谷川上流の崩壊に対する処置

3)柏木議員・・・①子供たち対象の国保税・マイナンバーカードと保険証について②バス路線の一部廃止の現状と今後③学校行事としての大阪万博の安全性

11日

4)本浄議員・・・①技の館周辺の観光地づくり②家庭ごみの減量対策③葬儀場の建設について④カーブミラーの倒壊事故防止

5)岩野議員・・・①消滅可能性自治体とされ今後の対策②給食無償化の早期実現③防災対策として河川の浚渫工事や土砂の撤去

6)乾議員・・・①令和5年度決算(不用額と人件費)②農業集落排水事業の歳入不足の補填③来年から3年間のゴミ処理運搬計画と新施設から出る固形燃料受入れ先④学校給食について

7)富永議員・・・①自然災害(地震・台風)への対応②農業被害への対応③企業誘致と若者の雇用支援

12日

8)上原議員・・・①新ゴミ処理施設の計画・費用・交渉に対する疑義②農業集落排水事業の問題点③町職員の職務に対する心構え

上板町2024年第3回定例会日程(4日間)

9月10日(火)  開会 町長挨拶と議案の提案理由の説明 

          一般質問

   11日(水)  一般質問

   12日(木)  一般質問・議案審議

   13日(金)    議案審議・閉会(審議の都合により変更されることあり)

中央広域環境施設組合 no.4 (板野町議会 全員協議会 8月30日)

 29日の組合議会臨時会に1市2町の住民有志が「3年間のゴミ処理運営を委託する業者の選定結果に異議あり」と申入れした(2024年8月27日)内容に、板野町が意見したようだ。

         以下、2024年8月31日付け徳島新聞記事より。 

 申入書は板野町議会議員の三原大輔氏も提出された1人である。4点の要望の中に、協議会で議員たちに事業の事前説明をした際、名前が上がった業者が選ばれ、適切な公募だったのか疑念が生じたという内容について板野町が反論した。事業者の選定は公募型プロポーザル方式で実施。板野町は「公募は適切だった。」東根弘幸副町長は「公募前から事業者が決まっていたかのような誤解を与える書き方である。公募型プロポーザル方式で広く提案を募り、唯一応募のあった業者を選んだ。」と強調。対し、三原議員は「選定過程の詳細が分からない以上、事前説明があった業者が選ばれた事には疑念を抱かざるを得ない。」この日(8月30日)は、板野町議会の第3回定例会の開会日であった。議員の一般質問は11日に、議案審議は12日に行われる予定である。

中央広域環境施設組合 no.3 (臨時会 2024年8月29日)

議題 ゴミ処理の積替え保管施設整備事業 改造工事請負契約の締結の承認

   2025年7月末から、新ゴミ処理施設完成予定の2028年4月までおよそ3年間

   金額 2億4855万円 (工期₌8月30日~翌年9月30日)

 集めたゴミは重機で圧縮。圧縮ゴミを運搬容器に移し替える。そのためのコンベヤーの整備。また、臭気対策消臭剤を散布する噴霧器の設置。

 

              審議する議員(18名中1名欠席)

吉野川市議=枝澤幹太・桒原五男・原田由一・岡田光男・山添純二・北川麦(細井英輔欠席) 

阿波市議=笠井安之・三浦三一・木村松雄・松村幸治・藤本功男・後藤修・北上政弘 

板野町議=水口昭彦・奥尾周二 

上板町議=坂東泰幸・鈴木幸三 

業者の締結について質疑無し、そのまま採決に入り全会一致で可決した。一昨日に時間をかけて審議に対する申入書を手渡したが、要望4点についての質疑は16名もいて誰もされなかった。ただ、①番目の公募に対する疑義について、板野町の玉井孝治町長から一部誤解を招く表現が使われているため説明をさせて欲しいと発言あり。「事前説明で業者の名前が挙がったが見積もりした金額についての説明だった。説明の内容はその見積もりを取った業者という観点である。」

傍聴者意見=玉井町長の言い訳は「見積もり」をという言葉を使われたが、当時の全員協議会で説明された時は「見積もり」という言葉は発言されなかったというのが事実である。おそらく、組織の周りからはこの発言を責められたと思うが、素直な性格がご自分には災いするという結果が見えた。住民側からすれば、私たちの税金を丁寧に暮らしのための正当な事業に使っていただきたい。そのための慎重審議を望んでいるのだ。申入書が提出されているにも関わらず誰一人として関心を示さないとは民主主義的議論が出来ない組合議会を見た。今回傍聴者はかなり多く、関心の高い臨時会だったようである。