板野町議会 一般質問(2025年9月19日)
1)楠本議員・・・①板野町DWAT(災害派遣福祉チーム)の講習②避難所運営の整備-研修
2)石田議員・・・①ごみ処理の委員会の役割とごみ減量化②健康の館の設備③川端団地の解体
3)太田議員・・・①ふるさと納税の活用と取組み②町政の課題に対する意気込み
4)三原議員・・・①学校のICT教育の教材と教育現場②ゴミ処理の方法と施設の選択,議会の意思と新町長の方向性
5)藤田議員・・・①LINEを活用した情報発信の取組み
三原議員の質問②について(傍聴項目のみ掲載)
「脱退発言後のごみ処理施設についての方向性」
質問1=処理方法は、焼却・埋立て・発酵乾燥。それぞれのメリット・デメリット。
質問2=運営方法は、単独・広域・委託。それぞれのメリット・デメリット。
質問3=昨日の新聞記事に阿波市長の判断「1市1町で再スタートを切りたい。今後も自治体間の協力で事業を推進出来れば、財源の安定や柔軟な対応が出来る。上板町議会の様子を踏まえ、広域行政を維持する事が必要。市議の協力にも感謝する。」の発言を受け、板野町東根町長のコメント「現時点では脱退の撤回も選択肢に含まれる。」と、記載。脱退の意思を示した議会と対立するつもりなのか。町長の真意を追求。
質問①②の町長答弁=是非はそれぞれにあり、今後は運営委員会を立ち上げ、多面的に検討。コストや経済的な事も含めて、全ての要素を考慮しトータルに考える。
処理方法➡焼却は一般的で業者は多く熱エネを利用出来るが、ダイオキシン発生で多額な費用。埋立ては将来性がなくメタン発生の危険。発酵乾燥は環境によくリサイクル率高いが、採用業者は1ヶ所、自治体は導入無し。
運営方法➡単独は透明化で即決出来るが、費用膨大。広域は費用負担減だが、行政の理解協力が重要。委託決定に時間がかかる。
質問③の町長答弁=今はあらゆる可能性を排除せず町議の皆さんと考えていきたい。議会とは対立するつもりはない。(再度追求)組合に戻る事は考えていない。ただ、あらゆる可能性という点で答えた。
傍聴者意見=方法のメリットデメリットについては、組合が決定した発酵乾燥で広域の選択が良いだろうという微妙な意味合いが含まれている様な表現に聞こえた。私だけだろうか。本会議の一般傍聴は私だけ。
他の傍聴者意見は聞けなかったため、偏っているかもしれないが。発酵乾燥でリサイクル率が高いは、かなりゴミが綺麗に洗浄できた場合に限られ分別,洗浄に設備投資がかかる。再商品化は実証実験出来ていない現在不明で、高いとは言えないはず。最初から住民による生ごみやプラごみの分別が出来れば費用は掛からないし、リサイクル出来ない多くのごみは結局焼却されることになり、二度手間となる。ならば最初から焼却処理で、リサイクル商品は住民の分別する手間により、利益を出す方がコスト削減になる。発酵乾燥の詳細な他のデメリット(災害時)は言わなかったし、広域のデメリットが脱退という結果をもたらせたことも触れなかった。委託決定に時間がかかるは首をかしげる説明である。町長の本音がどこにあるかは見えなかった。