上板町議会第3回定例会 no,3

第3回定例会(2025年9月11日) 議案審議 追加最終の補正予算

「新ごみ処理施設計画」 本年度の上板町負担金4400万円

 内訳=用地造成費・賃借料・実証実験費 (臨時会で新ごみ処理施設の予算は否決されている。今回は、用地契約し造成工事にかかる費用を計上。但し、この予算を認めると処理方式が発酵乾燥に決定) 

質疑・乾議員=9月4日の全協での説明で、初めて施設予定地が広域農道に面している大部分は阿波市の所有地であると知ったが、上板町自身も今まで知らなかったのか?副町長答弁「4日に知った」(それは情けないと思うと議員から一言)

他に質問無く打ち切る。議員から「異議あり」発言。議長より討論に入ると。

反対討論・乾議員=8月25日臨時会で否決後、全体計画は変わっていない。工事費高騰の説明無し、リサイクルにどれだけかかるか、商品受取り先有無が確定せず、主の処理費もどれだけかかるか分からない。ストーカ方式なら建設費運営費はごみの量で積算出来る。不透明な発酵乾燥方式に決まるこの予算には反対。

賛成討論・安田議員=住民の思いは今まで通りに処理されること。2年7ヶ月後に新施設が完成すること。9月7,8日両日で828名の予算可決を願う署名が住民から議会へ提出されたことで、住民の安心を優先させるべき観点から賛成。

議長を除く11人で起立採決

    賛成・・・村上・本浄・吉岡・鈴木・安田 

    反対・・・柏木・上原・富永・岩野・乾・前田

この後、すぐに町長から議長に「再議」の申入れがあった。議会は小休し30分程町長から議員に説明があったようだ。その時、自治法の177条を出し、義務費に当る予算なら否決された場合再議の提出をし、再び否決されても首長は予算を支出出来るとの説明をしたという。議長から、日程最終日の12日、明日13時半から再議提出についての審議を始めるとの報告でこの日は終了。