上板町議会第3回定例会 no,2

上板町議会 第3回定例会 

一般質問 

 乾議員・・・①予算否決でゴミ回収が止まるか否か?担当課長答弁「今年の(塵芥処理)予算は5月と9月に支払い済み。」町長答弁「2年7ヶ月で新ごみ処理施設を建設しなければ現在の中継運搬場所の使用は出来なくなる。間に合わせることを念頭に計画を進めたい。」②否決理由について?町長答弁「組合の説明不足と言うが、担当者は何度も町議会に説明している。職員からは入札前で詳しい事は言えない部分もある。」③処理方式の不安要素は大きく、変更の考えは?町長答弁「施設周辺住民の理解等、今まで築いてきた物事を変更するリスクは大きく、このままの方向で進めていく気持ちは変わらない。2市2町で稼働した方式は地元で評価が低く、発酵乾燥方式を選んだという経緯がある。」 

 

傍聴者意見=町長の考えが変わる事はないと確信していたが、答弁にも強く感じられた。この定例会の最終で提出される新ごみ処理施設計画の一部の補正予算は否決されるという敵意を持った姿勢も伺える。気持ちがそこに集約されているようで、細かい質問に対して不満が募り議員の質問に難色を示す場面があった。議長が小休を取る。

町長発言「通告に無い質問が多く、どうなっているのか。」乾議員反論「通告にある質問の範囲で、答弁に対しての再問だ。」「議長はどの様に感じているか。私の質問が通告の範囲を超えていると思うか。」議長答弁「質問の流れの範囲にあると思う。通告された内容から読み取れる再問であり、議会の想定内と言える。また、町長,職員においては提出された質問通告書を読み取り、想定出来る範囲の答弁が出来る学びが必要である。」

 この様なやり取りが小休中にあった。公平な議長采配で、今後全く外れた質問でない限り、真摯に答弁する事が執行部局には求められる。この決着は、議長に拍手を送りたい。また、傍聴出来なかったが上原議員の新ごみ処理施設の代案の考えに対して、課長から「町単独での施設整備は多大な時間と費用が掛かる。民間委託は選定や金額交渉の見通しが立たない。」と、動く気配も見せなかった。する気がなければ出来ないのは当たり前である。