7月22日(火) 上板町議会の臨時会 

上板町議会=13時30分から開会 

●開会後すぐ議長発言で全員協議会に入るため小休する。傍聴席には阿波市から2名、上板町から2名着席していた。

●小休は約3時間、議長の再開宣言。議会でのより慎重審議が必要として、臨時会の会期を31日まで延長することを発言した。

傍聴者意見=板野町の町長脱退発言で、今後の施設建設計画に対し1市2町の議会の意思決定は住民としては関心が強いと思われるが、傍聴人の少なさにため息が出る。しかし、毎日のように新聞報道でこの計画の進行に関し、各住民団体と議会の動向が記事になる事で、組合運営に疑義がある事を広く住民も知る事にはなった。

 約2時間半後、先に職員が議場に着席し出したが、まだ議員は協議継続しているとのこと。それから30分近く待たされた後、議員たちがバラバラと議場に入って来た。議員が個々に私語を交わす中、遅れて着座した議長は恐らく再開時の発言内容を事務局長と確認していたのであろう。「新ゴミ処理施設計画を憂慮する住民有志の会」は今回の全員協議会と臨時会に関し疑義があるため、慎重な協議審議の申入れを7月2日に4つの議会にそれぞれ提出した。上板町議会に関しては、申入れ書を踏まえての判断と捉えると信頼感が増してきた。こういう先を急ぐ大型事業は、遅れる事が住民へ迷惑をかけるということを言い訳に、重要なことが定まってもいないのに強引に進めたがる。結果、運営計画に綻びが発覚し、計画途中から発生しないはずの補足事業が増え大きなリスクを負うことになるものである。一番の問題は見えない部分が多すぎる事。そこを深掘り追及する使命は議会議員に委ねられている。しかし、この延長した期間に各議員、組合組織がどの様に情報収集・調査活動・協議をするのか、その見えない動向はかなり不安でもある。関係住民側も知り得る専門的情報を提供出来ればと考える。