中央広域環境施設組合 no.1(ゴミ処理方法の業者選定)

  公募型企画提案方式(プロポーザル方式)審査結果

                      *2024年8月16日HP公開を引用

中央広域環境施設組合積替保管施設整備事業    参加した事業者1社

         積替保管施設 ジェムカ事業グループ 

結果、優先交渉権者に決定

       積替保管施設 ジェムカ事業グループ

(ジェムカ株式会社、松村建設株式会社、四国合同通運株式会社)

   見積金額(消費税除) ¥3,357,590,000.-(上限額 ¥3,413,890,000.-)

評価項目8点   評価の観点 と審査点数(配点満点)

1)全体の評価  29.33(40.00) 

  • 提案内容の的確性 ② 提案内容の実現性 ③ 事業への理解・知識   

2)積替え保管施設  32.78(50.00)

  • 積替保管施設の考え方 ② 積替保管の動線計画 ③ 現施設、稼働(焼却処理)中の施工

3)臭気対策に関する提案  20.00(30.00)

① 積替保管場所等における臭気対策について

4)運転維持管理業務に関する提案  27.33(40.00)

 ① 積替保管業務における人員配置計画 ② 搬入車両の受入時間に応じた作業計画

③ 積替保管における安全対策 ④ 積替保管、運搬、処理の連携方法について

5) ゴミ運搬に関する提案  20.33(30.00)

① ごみの運搬方法 ② 運搬車両の確保 ③ 運搬体制(人員)の確保

6)ゴミ処理に関する提案  23.50(30.00)

① 処理施設の処理能力について ② ごみの受入体制について

7)災害対応に関する提案  21.00(30.00)

 ① 台風、地震等の災害発生時における対応について

8)見積額の評価  50.00(50.00)

以上から評価点224.27(300.00)であるが、1社のみの評価で決定の基準はどこにあるのか。

 評価の回答(業者の提案書)を公開する事が必要ではないか。業者提案こそ情報公開することで、議会審議の判断材料にもなる。疑義を感じ、複数の専門家の意見が必要だと思う。1社のみのプロポーザル方式は意味があるのか。高額な随意契約になれば疑念が生じないのか。評価の観点は、必要不可欠な安心安全を前提にしている項目であり、価格で選定する事が適切かと思う。真に、プロポーザル方式(提案)による高い技術力や企画力が必要だったのか。公募の仕方に問題はなかったか、今後議会で議論していただきたいと思う。

板野町議会議員の三原大輔氏が発言した通り、プロポーザル方式で選定する前から既に業者名は上がっていたなら、計画や見積金額に妥当性はあるのか。疑問だ。