議員が発行する「議会だより」昨年の3月号、6月号、9月号、12月号。市が発行する「あきたかた」News from Akitakata City 今年の1月号、2月号、3月号。7冊頂いた。
「議会だより」の表紙の題字が、毎回小学6年生(下に小さく名前入り)の手書きであるのが微笑ましい。各議員の質問や議案への判断を丁寧に載せているので、結果が出るまでの過程がよく分かる。広報「あきたかた」は、まるで情報冊子のように洗練された構成で、文字が読みやすい。内容は学校・市民の奉仕活動・イベントの情報を多く載せている。また、市政の現状,取り組み,市長の姿勢と活動もあり分かりやすい。子ども達や市民活動がふんだんに載っているので、読みたい広報だと思う。安芸高田市の魅力を市民に届けたい思いが強く伝わってくる広報誌である。
広報「あきたかた」2024年3月号の市政の動きによると・・・「議会だより」第75号の一般質問の答弁が正確ではないと執行部から問題提起。答弁内容が議事録から外れ具体的部分が省略されていると、意見を申し入れた経緯が書かれてあった。議長からは議事録通りではないことを認めたが、虚偽とは言えないとの回答。それ以後、充分内容についての話し合いが進まない状況。執行部として正当な記事(議事録に沿う)が望めない状況では当初予算に「議会だより」の費用を計上出来ないとのこと。さて、今後はどうなるのだろうか?
ことは2022年9月定例会の先川議員の質問。市長に対して、国県への陳情要望活動の実態を質問。「議会だより」には「それなりにやっているが、これはむやみにやっても意味がなく適宜適切に行っている。」と、市長の答弁を記載。しかし、議事録には正確な要望の件数が発言されており、結果は前任者より遥かに石丸市長の方が年間件数は多い。「交代前は年16件,17件。石丸市長就任後の丸ごとの年は22件。今年はまだ5カ月だが既に15件。」実態を表すには何かと比較するのが分かりやすく、前任者との違いを記載すべきである。実態を質問したのだから、具体的件数を答えた。正確な数字を載せるのが一般的と思う。先川議員の質問箇所には充分書き込みのスペースはあるので、恣意的に具体的な数字を省略していると思われても不思議ではない。前任者より強気で活動的な市長だと知らせたくなかった?広報誌に記載された議事録を見る限り、市長の憤慨はもっともと感じたが、皆さまは❔