(1)開会、初日の疑問
あと20日で上板町議会議員選挙が始まる。直近の定例会で一般質問の議員が6名とは。平素でもほとんどの議員が質問するのに、選挙前の時期でこの人数は異常。どういう意識で議会に臨んでいるのか。
開会になり、定例会中の日程を報告する。その報告書に書かれてある言葉で気になったのが「町長挨拶」。「町長の所信表明」と言われる開会後の発言が、上板町では「町長挨拶」という表記になっている。いつの頃からそういう表記になったのか。前任者までは所信表明と言われていた。松田町長になってからの変更である。2018年6月定例会までは町長所信表明とある。2019年9月定例会から町長挨拶に変更された(議会事務局HPより)。確かに松田町長の定例会始めの発言内容は、所信表明ではない。ご自分が目指すところ、その志しや熱量を住民に訴えかけるものではなかった。なぜ、所信表明となるよう意気込みを伝える努力をしなかったのか。就任後3回の定例会を経て、4回目の定例会では「町長所信表明」からただの「町長挨拶」になった。努力もせず残念なことである。しかし、妥当である。
(2)補正予算の主な事業
●自転車交通安全対策としてヘルメット購入補助費 150万円(500個)=ヘルメット1個につき半額の補助。但し上限3000円とする。(これは高校生以上、全住民に対しての事業)
●公共施設の老朽化による高架水槽解体工事費(大山山頂)2400万円=当初予算で解体設計費を。年度内に執行出来るよう、今回は工事費を予算計上。