傍聴者の意見=年度末の補正予算は、年間の予算の調整になるため事業に対しての削減額がほとんど。このためYouTubeで炎上する市議と市長の発言バトルは期待していなかったが、傍聴の多さに驚いた。何人かの方とお話ししたが、市外、県外の方ばかりだった。初めて来られた方、何度も来ている方、娘さんを連れて来ている方(主権者教育として)。皆さん、とても良い勉強になるからと言われていた。関心のなかった行政や議会のことを、ルールだったり、姿勢だったり、専門用語に対しても理解しようと学ぶようになったと。この様な流れが、次の投票率につながっていけばいいのにと感じた。地方議会の活動内容は、日常的にテレビ,ラジオ,新聞で耳目に訴えるようなことはない。なので、議会報告をしない議員が多ければ、議員活動とは何かも住民は知ることが無い。すごいなと思ったのは、中学生を連れて来ていた母親がいたこと。子ども議会をする自治体があるが、議員の真似事では議会の形を学ぶだけ。なぜ、議会が必要なのか。原理原則を学び、議員の使命とか、何のための予算議案審議なのかが大切。一般質問の真似事ばかりがクローズアップされているようで悲しい。石丸市長の炎上発言に引き寄せられるが、安芸高田市を未来に残すため奮闘している市長の考え方が今までにない熱量を感じて市以外からも人が集まってくるのである。それは傍聴した人たちが証明している。市長に共感し、安芸高田市に寄付が増え、この街を訪れる人も増え、企業さえ目をつける。市役所が観光地であり、記念写真を撮って帰る。石丸市長が紹介したものはすぐに拡散していくのだから、着実に結果を出してきている。1期でここまで市を有名にして、素晴らしいねと一緒に傍聴した方たちの評価だった。市議とも話すことが出来た。以前とは比べ物にならないくらい、議会での緊張感が増しているという。でも、その緊張感にとてもやりがいを感じている。日々勉強と思い、市長の目指す安芸高田市に近づけるよう尽力していくと、言われていた。