12月定例会で問うこと
来年1月中には、来年度の予算計画が整ってくる。財政監視役の議員としては、この時期に来年度の予算編成について関心を持ち、どの様な事業計画で望むのか、町長の意気込みや姿勢を問う質問が欲しい。この時期だからこそ多数の議員が重なり質問する分野であると思う。全くないと言うのは、如何なものか。
また、繰り返し議員の皆さまに伝えたい事は、現状をいくら質問しても、それは聞いているだけ。住民が役場窓口で尋ねれば、担当職員は答えてくれるだろう。一般質問は、そこから疑問点を見つけ出し、住民目線での矛盾を問いただし、矛盾点をどの様に考えているのか答弁を求め追求し、打開策への道すじや選択肢を具体的に提案するものではないか、と思うが。すり合わせたもの以上の質問が出ていないようで、緊迫感に欠けているように感じられる。その雰囲気が執行者側に伝われば議会での質疑応答はたんなるパフォーマンスの舞台となってしまう。CATVの番組のひとつでしかなくなる。
定例会では、もっと町長が意思表示できる質問を聞きたい。いったい町長は町つくりをどの様に考えているのか。答えて欲しい。今後の町にとって必要で大切な質問も多く含まれてはいるが、肝心要の質問が抜けている。と、感じられた。
納田元町長の葬儀告別式が8日葬儀場で行われた。
11時45分~13時出棺の案内が新聞に掲載された。定例会中という事もあり、前日の通夜に出席し告別式は欠席すると判断した議員もいた。当日の議会運営は、議員の一般質問が10時に始まり18分で終わった。議長は質問終了後「只今から、14時までを小休とする。14時から最終議員の一般質問を行う」 3時間40分の休憩を取り、告別式に参列しやすい様に図った。そういうものだろうか。傍聴者の中には、議長の発言を聞いて嫌悪感を示した住民もいた。