藍住町議会の傍聴(2023年12月12日)

日程 一般質問 質問者4名(前田晃良議員・近藤祐司議員・林茂議員・小川幸英議員) 

質問通告書・・・①質問事項②質問の要旨③質問の相手、を個別に記入する。事務局は受け取った証明として、提出した時間を記入。提出者が揃ったのち質問順は抽選となる。

1)前田議員=公園の管理について❓ 町の情報発信をSNSで、進捗状況は❓ 

2)近藤議員=町民体育館の維持管理❓ 

3)林議員=地域高齢者の移動交通対策❓ 東部地域の防災拠点(勝瑞城跡,南千間堀)❓ 温暖化対策の推進(エコカー,再生可能エネルギー設備等への補助制度)❓ 

4)小川議員=高齢者,障害者,生活保護家庭への対策 ❓ 住民の防災活動の推進❓ 住民のゴミの出し方について❓ 桜づつみ公園バーべキュー場整備事業について❓  

4名のうち林議員だけ町長と教育長に答弁を求めている。他の3名は担当課長に答弁を要求。その林議員の最初の質問に対して、「コミュニティバスを求める会」の関係者が傍聴に詰めかけた。20人以上。

傍聴者の意見=傍聴者の多さに驚いた。議員の質問の中で答弁を聞きたい事項があるから。それはどの質問だろうか。10時開始から前田議員約20分、近藤議員約5分、林議員の質問が始まった。その前後から、次々住民が傍聴席に座りだした。林議員の1番目の質問。高齢者の移動手段を聞きに来ていたのだ。現在はR3年からタクシーの乗車券支援事業が行なわれているが、現状200人前後の利用者数では支援になっていないと、コミュニティバスを要望する質問である。そのために出来た要望団体が、コミバスの導入の賛同者を募り署名活動を行った。結果2644人の署名を提出することが出来た。その活動があっての一般質問だった。町長と副町長が答弁をした。お二人の言動が対照的で、町長は丁寧な説明をしたが、無理なのだと受け取れる答弁。タクシー乗車券利用者も徐々に増えてきている。今後も推移を見ていくと。質問を聞く間も腕組みして身体をそらせ、曇った表情を見せた。その後、副町長は議員の新たな提案に対し、無理な部分を具体的に詳しく補助説明をした。質問を聞く間、優しい表情で何度も何度もうなずいていた。住民の不安や負担のある生活には理解を示し、現状はこうだが、今後も他の事例や町独自に視点を変えて検討は続けていくよのニュアンスが受け取れた。結果、林議員の一般質問は1時間で収まらなかった。どの様な質問でも、担当課では現状の報告と、現時点での検討の方向の答弁になってしまう。やはり、今後の進め方や新規の案を提案する場合は最終判断する町長に答弁を求めるべきではないだろうか。ビジョンあって町長就任を望んだと思うので。大まかな方向性を、目指すところを、町長の判断が住民に伝わるような答弁を聞きたいと思う。そして質問通告に答弁者を指名出来るのは通例の議会運営である。とても分かりやすい。議員から町長を指名して、答弁を求めてほしいと感じた。それが板野町議会では出来ないらしい。町長に答弁を求められないようである。  

板野町議会の傍聴(2023年12月11日)

日程 11月27日開会、 12月11日一般質問、 12日議案審議閉会 

議員12人=水口昭彦議長(69歳) 奥尾周二副議長(75歳)  議員の平均年齢63歳 

2023年4月 人口13.011人(有権者11.105人) 

議会の議事録はHPで公開。 

開会=傍聴出来ず。一般質問=今回2名(石田実議員・三原大輔議員)

質問議員:石田実=町民センターにエレベーター設置・帯状疱疹ワクチン補助・文化財保護審議会での古文書収集

質問議員:三原大輔=板野駅無人化の今後・選挙管理委員会の投票入場券配布について・新ごみ処理施設建設事業の進捗状況 

傍聴者の意見=三原議員の質問はどれも興味深く、現状町が抱えている大きな課題に視点をあてている。上板町から見れば板野駅の今後も、国政選挙の投票入場券送付時期も、新ごみ処理施設の行方も関心ごとであり、聞けて良かった。板野駅の無人化により、今後の管理に周辺住民の声を聴くというような答弁が無かったことは残念に思われた。町に管理責任はあると思うが、地域の活性化は地域住民もそれぞれ考えがあると思うので、住民の理解協力を得て共に無人化が衰退につながらないような活動や取り組みは可能ではないかと思う。投票入場券は国政選挙について確かに上板町も遅い送付だった。それにより投票率の低下にもつながりかねないので、どの選挙であれデメリットを避ける事務処理をしていただきたいと思う。最後のゴミ処理は施設は1市2町の合議が必要で複雑な部分はあっても、情報交換(計画・交渉)が円滑に進むための丁寧な協議が不足しているのではないかと思える答弁だった。阿波市の方に提出出来る充分な資料が作成できていないようでもあるのは、阿波市だけの責任ではない。板野町・上板町はどの様な協力体制で臨んでいるのかが問われている。議員の追及に、中央広域環境施設組合の構成員(副管理者)としてトップがどの様な判断を持って協議しているのか答弁があっても良かったのではないか。どの質問に対してもトップの判断が示されなかったのは疑問に思う。今回は、町議会議員改選後の定例会で若手の新人議員が多く当選し、傍聴席も9名参加と多かったのではないだろうか。板野町は、ケーブルテレビは1社だが、カメラは2台。前からと後ろからのカメラワークで、傍聴者からは議員の背中しか見えないが、テレビで視聴すれば質問議員は正面から撮影される。議員にとっては嬉しくもあり、緊張する場面となっている。板野町議会は若手議員の進出で、今まで慣例で進められてきたことに対しても疑問を持って、議会改革、また行財政改革に取り組んでくれるであろう期待感があふれているように感じた。

松茂町議会の傍聴(2023年12月7日)

日程 12月7日開会、11日一般質問、20日議案審議閉会 

議員12人=川田修議長(71歳) 板東絹代副議長(72歳) 議員の平均年齢68歳 

2023年4月 人口14.669人(有権者12.347人) 

議会の議事録はHPで公開。議会だよりは別冊で年4回発行(定例会から2ヶ月遅れ)。 

開会:傍聴者への資料は本日の日程表のみ。休憩所コーナーでは各種飲料水のサービスあり。執行側の説明者は19人と多く、部長職が3つの分野(総務・産業建設・民生)に置かれていた。会期の日程は議長から報告し議会に諮る。町長挨拶は提出議案の説明が中心で自席(これは意外だった)から行われていた。

傍聴者の意見=傍聴者への資料は議事日程表のみだったが、上板町ではそれさえ頂けないので有難かった。執行側の説明者19人は多いと思った。町自治体ではなかなか部長級の役職は珍しいのではないか。行政運営において、ここそこに国の施設を抱えるメリットを感じる。それも住民が理解を示し協力する意識があるゆえのこと。一般質問は4名、午前中1時間ほどで終了したと聞いた。1議員の質問が1問か2問だった。今後、議会にタブレットの導入をするようである。今、研修に取り組み、苦手意識を払拭中だとか。今年度末に議会へ導入出来るよう、一丸となって進めている。松茂町議会は開会のみの傍聴だったので、上板町議会にない取り組みなど、一般質問・議案審議が傍聴出来なかったのはとても残念。しかし、他の議会を傍聴することはすごく刺激になって新たな発見がたくさんある。

石井町議会の傍聴(2023年12月6日)

日程 6日開会、12日・13日一般質問、15日議案審議閉会

員14名=仁木孝議長(70歳) 谷雅史副議長(46歳) 議員の平均年齢65歳 

2023年4月 人口24.984人 (有権者21.069人)

議会の議事録はHPで公開。

定例会-臨時会の議会報告は町広報2ページ利用。議案の結果と説明を詳しく記載(議会で決定した町の行財政のみ)。議員の一般質問は記載しない。

開会:会期の決定は議長から報告し議会に諮る。町長挨拶は、45分ほど(他の議会よりはるかに長時間)。行政の概要報告と今回の提案理由を述べる。その後、理事から提案理由の補足説明。

傍聴者の意見=定例会の日程が1ヶ月前には決められ、HPで公表する。開会までに何か請願や提案が提出されれば議会運営委員会はその都度協議することになる。議会事務局は局長と係長の2名で運営しているため手間は計り知れないが、石井町は何事も住民本位の公表主義。傍聴して嬉しかったのは手元資料の多さ、丁寧さである。受付で傍聴の申し込みをすると傍聴券を受け取る(裏には心得が書かれている)。その日の議事日程表。第4回定例会議案説明書(A4サイズ15枚27ページ)も同時に頂いた。そこには、予算以外の提出議案が詳しく丁寧に書かれてあった(1ページ1議案)。例えば、指定管理者の指定では団体名も指定期間も公表、財産の取得では入札した契約の相手と金額も公表。早くから住民に知らせ、住民と共に考えて行く分かりやすい議会運営で、感心するばかりである。やはり、選挙で選ばれた首長と議員の意識、考え方で議会運営はこうも違うのかと羨ましく思った。町長の挨拶からして、行政報告の密なことには驚かされた。40分はかかったと思う。その後5分ほどで提案理由の説明をされた。まずコロナ対策から始まり、県の交付金疑惑の協議が11月16日に算定根拠の明確な回答が得られず振出しに戻った状況を報告。その後、基本目標6つについて各分野のいくつかの項目を一つひとつ丁寧に、現状・見直し・今後を発表し、今回の補正で事業化する部分は力説する。特に子育て支援策では(他の自治体で現金支給が多く見られる)細部にわたり制度の見直しをして今後も継続して包括的支援が出来るよう運営している。町長が子育て現役世代であるからこその強みが現れていると思う。論語で言う進取果敢、若さのなせる業を見せられた。もうひとつ驚いたのは、議場は床がフラットで大きな広間だったこと。災害時に避難場所となる様考えたとのこと。議場と傍聴席の仕切りは、ポールを並べて布テープで結んであるだけ。移動式の机と椅子を除ければ、この大広間は種々の活動が出来る部屋に変わる。視点を変えた考え方には、多くの人の理解と協力もあったといえる。

藍住町議会を傍聴(2023年12月5日)

日程 5日開会、12日一般質問、15日議案審議閉会

議員16名西川良夫議長(75歳) 米本義博副議長(52歳) 議員の平均年齢64歳 

2023年4月藍住町人口35.446人(有権者28.965人) 

議会議事録はHPで公開。議会だよりは別冊発行で年4回。

開会:会期の決定は議長から報告し議会に諮る。町長挨拶は行政報告と議案提案理由を述べる(演台にて)。その後、理事による補足説明と各分野は担当課長から説明(自席にて)

傍聴者の意見=議会の流れが上板町とは違い、議長から会期日程を報告したり、理事-課長の議案補足説明を自席ですることは時短につながる。また、職員席、議員席にタブレットが導入され、用紙をめくる音が無いため議場は非常に静かであった。ただ説明する職員は予算書の原本を持ち、ページを示しながら説明をしていた。上板町ではない光景で、タブレットが苦手な議員もいたようだがペーパーレスに取り組んだ結果がみえた。

 

2023年第3回定例会 予算審議

日程最終日 8月31日

 事業費4400円追加今年度予算 54億7600万円に膨らむ 

 主な事業(1)台山山頂高架水槽解体工事費(2012年以降使用せず老朽化)2400万円(年度初めに設計を進め、今年度中に工事を終える計画) 

     (2)交通安全対策,自転車ヘルメット購入補助費(500個) 150万円(高校生以上の全住民対象で1個につき半額補助,上限3000円・県補助)

     (3)リーディングDXスクール委託料(タブレット実践授業向上) 150万円(全国小中ペア200校を選定・高志小,上板中が手をあげ県からの指定校に・国補助)

令和4年度決算(森監査委員報告・いずれも数値は適正であるが、一部運営には見直しや努力の指摘)

柏木議員=●財政調整基金の合計が年々増加?(1億8770万円増で15億)総務課長答弁=国から特別交付金・コロナ対策交付金・臨時地方創生交付金等あり、委託料減額による(予算執行の過程で残る繰越金を積み立てたと健康推進課長)(傍聴者意見=ではなぜ減額,残るのかを追及し、過剰見積もりを指摘すべきだったと思う)

坂東議員(関連質問)=●コロナ対策等の交付金が切られた後の予算計画は厳しいのでは?総務課長答弁=4年間国から16億~21億の交付金。今後、積み立てた基金を財源とする計画に。(傍聴者意見=目的が定まった交付金は事業計画を提出し残れば国へ返還義務がある。返還額への再問が欲しい)●水道事業の建設改良費5900万円で3000万円弱もの不用額?水道課長答弁=排水管改良工事の地質調査で、導管に流量計が入らず仕様変更した。そのため流量計は安価になった。

乾議員=●徴収率の低下理由と今後?税務課長=町民税は昨年末の税務署の修正申告により増額となったためである。今後対象住民とは納税相談から始めていく。(住宅使用料の未済額5300万円の過年度徴収率は9%。この滞納額は消えないので最終には法的手段を取り裁判へと進む。分納誓約をまき、確実に徴収出来るように努めると環境保全課長)

富永議員=現在の正規職員と会計年度任用職員の数?  (傍聴者意見=すぐに対処出来ず時間を費やした課長に問題はあるが、令和4年度の決算審議である。現在のことについて質問をした議員に議長から一言あってもよかったのではないか。決算審議に相応しい質問ではない。今回も議長の議事進行に問題ありと見た)

今回の予算・決算の審議は共に「異議なし」で終了。傍聴席からは議会の全貌が見えるが、TV放送は審議が中断した時間はカットされ、本会議のみとなる。なので傍聴席からは、議会の流れの中で時間のロスは見ていて気になる。以前,副議長が討論の順番を理解出来ず発言し、議長も基本的な流れが認識不足で判断が出来ず、他の議員が指摘する見苦しい場面もあった。審議の主旨がつかめていれば(議員質問がルールを守っていなくとも、内容にズレがあっても)無駄な時間が生じないよう議長の采配でキビキビした議会運営は出来る。議場では議長がトップ、統括しなければならない。議事進行の文章を読むだけなら誰でも出来る。

9月定例会ー29日開会

(1)開会、初日の疑問

あと20日で上板町議会議員選挙が始まる。直近の定例会で一般質問の議員が6名とは。平素でもほとんどの議員が質問するのに、選挙前の時期でこの人数は異常。どういう意識で議会に臨んでいるのか。

開会になり、定例会中の日程を報告する。その報告書に書かれてある言葉で気になったのが「町長挨拶」。「町長の所信表明」と言われる開会後の発言が、上板町では「町長挨拶」という表記になっている。いつの頃からそういう表記になったのか。前任者までは所信表明と言われていた。松田町長になってからの変更である。2018年6月定例会までは町長所信表明とある。2019年9月定例会から町長挨拶に変更された(議会事務局HPより)。確かに松田町長の定例会始めの発言内容は、所信表明ではない。ご自分が目指すところ、その志しや熱量を住民に訴えかけるものではなかった。なぜ、所信表明となるよう意気込みを伝える努力をしなかったのか。就任後3回の定例会を経て、4回目の定例会では「町長所信表明」からただの「町長挨拶」になった。努力もせず残念なことである。しかし、妥当である。

 

(2)補正予算の主な事業

●自転車交通安全対策としてヘルメット購入補助費 150万円(500個)=ヘルメット1個につき半額の補助。但し上限3000円とする。(これは高校生以上、全住民に対しての事業)

●公共施設の老朽化による高架水槽解体工事費(大山山頂)2400万円=当初予算で解体設計費を。年度内に執行出来るよう、今回は工事費を予算計上。

9月定例会ー日程と議員の一般質問

8月29日(火) 町長挨拶と予算説明

         一般質問=岩野議員・安田議員

  30日(水)   一般質問=村上議員・前田議員・乾議員・柏木議員

  31日(木) 予算審議

9月  1日(金) 議案審議(議会の都合で閉会になる可能性あり)

 

議員の質問通告

岩野議員=①高齢者への移動支援 ②高齢者個別避難計画 ③水防と救急に対する防災対策

安田議員=①高齢者の健康予防 ②行政のデジタル化への取り組み ③小中学校の授業の在り方

村上議員=①果樹農家の問題点に対する取り組み ②議会のタブレット導入

前田議員=①緊急通報システムの状況 ②幼稚園の外国語教育 

乾議員 =①令和4年度決算(不用額・人件費)  ②公共施設トイレの洋式化 ③学童保育夏休みの給食導入

柏木議員=①マイナカードに対する町の認識 ②特別障がい者手当の周知不足 ③高齢者補聴器の助成 ④国民健康保険の18歳未満の均等割減免

6月定例会ー予算審議(16日)

 補正予算額の1億5200万円を審議する。これで今年度の全体予算は54億3200万円となる。世界経済の冷え込みもあり、今回国から価格高騰重点支援交付金があったためその関連事業に対しての質疑が多かった。

柏木議員=物価高騰により低所得者に3万円支給する事業の対象者の基準?  民生児童課長答弁=非課税1650世帯と生活急変50世帯分の予算5320万円。急変世帯の基準は令和5年1月から9月までの収入が非課税世帯と相当になった場合、給与明細等で証明出来るものを添付し申請をする必要がある。上板町広報で周知する。

坂東議員=(上記の追加質問)同一敷地内で親子2世帯や同一家屋での親子世帯の課税・非課税の区別が役場では明確に把握出来るのか?  担当課長答弁=非課税者でも課税者と同居の場合は課税世帯と見なし、国に定められた基準で事務処理を行っている。  

富永議員=橋梁維持費400万円のうち、点検委託料200万円と工事費200万円が発生する理由。金額からして職員で点検や工事が可能なのではないか?  建設課長答弁=町内236橋を5年間で点検し修復工事を行うため、当初予算からの(物価高騰)単価変更による増額分である。なお、職員は点検資格を持っていない。(この回答を頂いてもなお新規事業の金額と思い込んだような意見を述べていた。金額で分かりそうに思うが、答弁を落ち着いて聞いてほしい。)

乾議員=国の(価格高騰重点支援)臨時交付金によりいくつか支援事業を行うが、その対象者を選定する事務処理のシステム改修委託料に各々数百万円かかっている。毎年同じような給付支援なのに入れ替える必要があるのか。職員の手作業で出来る範囲ではないのか?  民生児童課長答弁=対象者の家族構成は年度ごと状況変化していくので、税情報・子育て世帯情報など各課より連携して対象者を決定することになる。情報の入力作業は年々改めなければならない。

 その後、予算の決議では、議員の賛否が分れました。賛成者多数で予算は可決しましたが、各々の議員の考え方を皆さまはどう感じますか。

反対討論・・・乾議員=5,000円の商品券を11,400人の全住民に配布する事業。国からの費用は4800万円、それに町の基金を取り崩して(1400万円)まで金額を増やすことが必要なのか。上板町は財政面の引き締めをしていただきたいと思う。賛成討論・・・村上議員=他の自治体にも、上板町と同じように国の費用だけでなく、自治体から持ち出して事業をするところは多い。

傍聴者意見=賛成の議員は、上板町の予算を守るより、少しでも多くもらい住民が喜ぶことを臨みました。反対の議員は、将来の心配、行政に対する責任が全くない子どもたちのこと、を考えれば身の丈に合った頂きもので満足することが必要ではないかと考えました。傍聴者の意見も賛否割れましたが、ひとつ言えることは議会の仕事・責任は何かと問われれば、将来を見据えて安定した行政を子どもたちに継承させることです。厳しい予算と分かりながら、コロナ禍になってから国からの臨時交付金が多くなり現金支給が当たり前になってきました。頂くことの当たり前はとても危険に感じます。

 

議員名 賛否
坂東
前田
鈴木
富永
岩野
村上
青山
柏木
安田
吉岡

 

しかし、上板町の行政運営で大きな問題は、緩めるばかりで全く締める部分がないことです。では、住民に喜んでもらう事業をするには、裏側で行政運営のコスト削減、一番は人件費の削減ですが、真剣に行っていますか。今、緩むことばかりで、いったいどこを締めているのでしょうか。その付けを負うのは住民です。実際私たちは数十年前の付け払いをさせられています。今後の付けは子どもたちの将来にかかります。現在、未来への具体的な施策が無い状態では、身の丈に合う事業で安定につなげることが必要ではないでしょうか。議会は行政運営をしっかりと締めていただきたいと思います。

 

 

質問への回答(3)

 6月8日の全員協議会にて、再び質問文書に対して話し合いをしたそうです。その結果、全議員が回答をしないという方向に決定したそうです。質問に回答するという姿勢を撤回するのも疑問です。住民へ向けて、議員自身の考えを述べる機会はとても大切なことだと思います。しかし、全員が集まると内向きの方向へ進むという議会の消極的な空気感は大きな問題です。最終は議長の判断に任せることになりますから、議長自身の議会改革への力の入れ方が問われることにもなるのではないでしょうか。今はどこの議会も、住民に対しては発信の重要性から、委員会の傍聴や住民との交流会を積極的に取り組む努力をしています。それでも、住民に議会への関心を持ってもらうことが大変難しいことは、どの議会でも苦慮されていることです。その中で、住民の方から発信のチャンスを提案させていただいたにもかかわらず、無しにすることはいかがなものかと思いました。上板町議会の改革にはまだまだ大きな壁が立ちはだかっています。残念です。