臨時会(20分で終了)
1)専決処分の承認 2件は可決
職員と会計年度任用職員の給与(期末手当,勤勉手当)、費用弁償に関する条例一部改正
2)令和6年度補正予算の議決 可決
2000円追加で年間合計額25億6259万円
現在の処理施設は今年7月末で稼働終了。補正予算の中で、残留廃棄物の処理のため成分検査し業者選定の準備費用に3718万円等が主な事業費。
(提案説明のあと、議員からの質問はなく提出された全ての報告・議案に異議なし)
🔴新ゴミ処理施設計画の変更進捗状況の報告(1時間で終了)
1市2町の中央広域環境施設組合の構成員 (吉野川市の構成員は除く)
執行部=組合職員・町田市長(管理者)・玉井町長(板野町副管理者)・松田町長(上板町副管理者)
阿波市議会=笠井議長・三浦市議・木村市議・松村市議・藤本市議・後藤市議・北上市議
板野町議会=水口議長・奥尾副議長 上板町議会=坂東議長・鈴木副議長
新聞報道 協議内容は翌日記事に(2月5日)
「ごみ処理方式変更を決定」 組合の見込みは20年で5.6憶円の削減となる
説明 ゴミ発酵処理後、「固形燃料に成形後売却」計画から「業者委託しリサイクルする」計画に変更する。固形燃料に成形しない場合、施設整備費は不要、電力等の運営費は削減となる。よって、組合としてはプラスチック製品等の再商品化に関して、ゴミの細かい分別収集が必要になり、再商品化するためのリサイクル法を盛り込んだ「再商品化計画」を作成。この作業過程は委託業者に任せるため業者選定する事になる。2027年までに大臣認定の取得を目指す。環境省によれば、プラスチックの再利用を実行する事で特別交付税措置が頂ける。
報告の後、質疑応答あり
〇後藤議員=①施設整備費4億7300万円、運営費9400万円削減となるようだが、先の関連費用の総額を示し比較したい?担当課長「手元に資料がなく答弁は控える」
②現施設の解体売却について現状の考えは?水口議員、松村議員から今回の協議は新ゴミ処理施設の変更と報告なので、議題から外れる質問は控えるよう遮られる。
〇藤本議員=①議員にも住民にもこの大型事業の進捗状況等に対する情報が不足している。協議会などは頻繁に開催するべき。では処理施設が置かれていない2町の自治体はより住民への経過報告等なおざりになっているのでは?玉井町長「公文書であるかどうかで、情報公開条例に従って適正に行っていく」再問の批判にも同様の答弁を繰返す。松田町長「言われる通り住民への発信が足りない部分はあり反省する。今後、情報発信の仕方を検討する」
②2町の副管理者、関係者は、新施設の現場をどの程度把握し視察に行ったのか?玉井町長「現在は賃貸契約が出来ていない状況なので、個人の所有地には足を踏み入れると不法侵入になり、遠目での確認のみ」この答弁には藤本議員・木村議員から何という怠慢、許可をもらって現場確認は当たり前と批判が出た。松田町長「現場の確認はしていない」
③組合議員に結果報告しか届かないのは問題がある。一体この固形燃料で進めていた話が、固形でない方式にいつどのように変更したのか?廃プラ法が出来て国の補助が3分の1もらえ、令和4年4月からゴミの規定が細かくなった事は理解しているが?町田市長「法律の改正時期はそうである。全国で燃やさない発酵方式は1割程度。9割が燃やすストーカ方式。私たちは環境のためと今後を見越して決定した」発酵方式に政策転換をした時期のみの答弁。固形にしない方針時期は答えず。
〇水口議長=①今後のスケジュールは?担当課長「土地の賃貸契約は3月末までに結びたい。用地確保の上で、新年度には入札にかかり、秋頃には工事に着手出来る運びに」
〇坂東議長=①今の答弁は「だろう」と言う見込みであり、予定が遅れる想定も含まれている。しっかりと確実に事業を進める意気込みの答弁を求めたいが?松村議員が、大型事業で計画通りにいかない面もあり容赦願いたいと横やり。すかさず木村議員がそれは議員が答弁する事ではない、管理者に答弁させるべき。町田市長「私たちはあくまで計画に沿って、遅れることが無いよう努めていく」
②予定が遅れてしまった場合、管理者としてその責任をどう捉えるのか?町田市長「その場合の責任に関しては、私が管理者であり最終責任はかかってくる」
*傍聴者は10名ほど、組合側の答弁や議員の質問に対して一部異論を唱えていた(次回投稿)