中央広域環境施設組合の住民説明会(土成町)

2024年9月28日(土)土成保険センターにて 19時から

       新ゴミ処理施設建設の3年遅れに伴う運営の説明 

    ◎中央広域環境センター焼却処理停止に伴う積替え保管について

 ①令和7年7月末まで今まで通り。8月から約3年間、収集ゴミは県外(山口県萩市)のジェムカで焼却処理。13t積車7台(最大搬出量70t/日)

 ②業者選定は公募型プロポーザル方式(7月10日~8月7日受付)で、8月9日業者によるプレゼンで審査。13日審査結果通知。16日組合のHPで選定業者の公開。

 ③29日改造工事請負契約締結の議決を経る。ゴミの積替えは令和10年3月末まで現在のセンターで行い、環境基準を遵守し搬出運搬処理を行う。

組合側の説明者14名(町田市長・玉井町長・松田町長・副市長・副町長・政策監・担当部長・担当課長・組合の局長以下職員) 地元住民参加者18名 傍聴者12名(阿波市藤本議員・板野町太田議員・上板町岩野議員と乾議員) 地元市議(樫原市議・木村市議) 

                主な質問

20年前の覚書の約束(稼働期間は守られ20年後は他の自治体に移転する)は守られると確信していたが失望。信頼出来ないうえ、延長してこの場所で積替え保管をすると住民不在の中で決められた。20年を遵守するなら、新しい移転場所に積替え保管場所を作れ。原因と変更を求めたい。

参加者が少ない両町の住民に対し同時説明会を求めたいし、日曜なのに午後の明るい時間帯に開催を望む。出席者が増えるのではないか。

現在の施設は臭いの問題、人体に有害な物質の心配が充分に解消されていない。その状況で、3年間の運営を噴霧器と消臭剤を使うというが、エアーカーテン設置はどうなっているのか。

徳島県内に私たちのゴミを焼却してくれる業者はないのか。山口は遠すぎる。多量のゴミを受けられないなら、3年間は1市2町が個々で業者を選定してゴミを処理すればいい。板野上板は阿波市ばかりに頼るな。

住民からの様々な意見批判文句が出るのに、阿波市の議会は本議会で全員異議なしだった。なぜ?板野上板の議会では活発な質問が出て、議決の反対者が上板町5人。板野町3人うち1人は退席という。3年間の運営は疑惑だらけだから、説明会で住民から不満が出る。なのに阿波市では誰も質問しない。住民の声を聞きもせず質問しないのは仕事をしてないと言える。なら、議員を辞めるべきだろう。

板野町長と上板町長に問う。市長ばかりに答弁させ自分たちは蚊帳の外で見物。この問題に対し、どれほど力を入れて共に協議してきたか姿勢を問う。玉井町長は場所があると言う、なぜそこに処理施設を強力に誘導しなかった。する気なし、逃げ腰が見える。松田町長は何でも[わからない]と回答するが、それで長が務まるのか。住民はそんな長には付いていけない。どう考えているのか答えを。

傍聴者意見=現計画を変更する様な答弁は聞かれず、そのまま進めていく事に皆さんの了解を得たいというような感情論ばかりが耳に残った。よって、説明会を開いても、組合側は聞くだけで住民に伝えた事の実績だけを作りたがっているようだ。2時間の会は座っていることで、説明責任を果たしたつもりになっている。組織のおごりが見える。ただ、市議たちの議会に臨む姿勢を責めた意見は圧巻だった。その通りであると拍手を送りたい質問だった。