板野町議会の傍聴(2024年9月11日)no,2

            三原大輔議員の一般質問

上板町にも関係のある来年から3年間のゴミ処理運営についての疑義

①事前見積もりの方法と業者数=環境生活課長答弁「見積もりは年間ゴミの総量16000tで複数の業者に。ジェムカグループ系列が見積もったものではない。」しかし、全協で副町長はジェムカ1社をあげたではないか?「私の個人的見解だった」と副町長答弁。

②ゴミ運搬業務は1台1回いくらの積算=3年間の提案総額33億5700万円(消費税別)から1年間の費用として約11億円の債務負担行為をかけた費用。

③車両確保費1億4300万円の積算根拠=上限を設ける事に留める。主体は中央広域環境施設組合で、来年という緊急性を要するため1社のみとなった現状で進める。

傍聴者意見=再問で見積もり業者の数を明確に聞くべきだったと思う。だが副管理の立場で詳細の情報は持たないだろう。また、総額のうち運搬費用が17億、からの算出が欲しかった。しかし、どの角度から質問しても、やはり情報を持ち合わせずで執行部としては逃げると思う。明確な数字は聞けなかったが、プロポーザル方式は選定された後でも、交渉や協議は有り得るという制度である。今、日本の人口は減少しているが、使い捨ての生活が常態化してゴミは益々増えている。ゴミやし尿の処理業者は長きの業務提携で、簡単に切れない付き合いになる事がある。まさに17年前の上板町のみ海洋投棄を続け、陸上処理に切り替える時に1業者ありきの契約が町長リコール運動にまで発展した問題が思い出させられた。また、主体は中央広域環境施設組合という。ここには1市2町が組織し、人口もゴミの量も少ないから口出し出来ない状態だと考えるのは意識の欠如ではないか。そういう雰囲気を作り出したのは、組合に参加するときの代表者の心構えの問題。最初から腰を引いて参加しているようだ。共に悩み考え動かなければ、組織の中で同列扱いはして頂けないと思う。今までの首長や議長・副議長の姿勢が組織での立ち位置を作り出したと考えられる。それを打開する取り組みをしようともせず、板野町と上板町は第三者的立場に長年甘んじている。努力が見えず、それが楽だと考えている様に思える。

板野町議会の傍聴(2024年9月11日)

              一般質問(5名)

楠本千草議員=①学校でのAED対応

太田良和議員=①資源ごみ回収の制度と家庭ごみの分別②鳥獣被害防止対策

藤田千穂議員=①防災情報の発信②学校運営協議会制度の活動と利用

石田実議員=①高齢者に対する緊急対応②要介護認定者へおむつ支援③モンキードッグの活用④古文書収集と町史続編の検討

三原大輔議員=①オリンポス地区盛土造成地の調査②3年間のゴミ処理運営の疑義(事前見積り方法と業者数・ゴミ運搬業務1台1回の費用・車両確保費の積算根拠)

上板町第3回定例会 一般質問

10日 

1)安田議員・・・①上板町総合戦略の成果と課題②町有財産遊休地の利活用③来年の大阪万博に対しての児童生徒の見学について④台風10号の主要河川への影響

2)前田議員・・・①鳶谷川・宮河内谷川・六条樋門の管理対応②勤労青少年の家跡地の管理③台風による鳶谷川上流の崩壊に対する処置

3)柏木議員・・・①子供たち対象の国保税・マイナンバーカードと保険証について②バス路線の一部廃止の現状と今後③学校行事としての大阪万博の安全性

11日

4)本浄議員・・・①技の館周辺の観光地づくり②家庭ごみの減量対策③葬儀場の建設について④カーブミラーの倒壊事故防止

5)岩野議員・・・①消滅可能性自治体とされ今後の対策②給食無償化の早期実現③防災対策として河川の浚渫工事や土砂の撤去

6)乾議員・・・①令和5年度決算(不用額と人件費)②農業集落排水事業の歳入不足の補填③来年から3年間のゴミ処理運搬計画と新施設から出る固形燃料受入れ先④学校給食について

7)富永議員・・・①自然災害(地震・台風)への対応②農業被害への対応③企業誘致と若者の雇用支援

12日

8)上原議員・・・①新ゴミ処理施設の計画・費用・交渉に対する疑義②農業集落排水事業の問題点③町職員の職務に対する心構え